2021年4月29日(木)付

コロナ禍の開催3案示す 大町アルプスマラソン 5月18日 実施可否決定

 大町アルプスマラソン実行委員会は27日、大町市役所で開き、10月17日に予定する第38回大会について、新型コロナウイルス対策として規模を縮小した開催案3案を示した。大会長と正副実行委員長が感染状況を踏まえて、5月18日に開催の可否を含め実施方法を決定する。
 3案は▽従来の開催要項に準じたフル・ハーフ・10`・3`の4種目で参加人数が計2000人、▽フル・3`(小中学生)計1000人、▽ハーフ800人。いずれも招待選手はなく、地元住民による飲食のもてなしも行わない。
北ア背景こいのぼり♂jぐ 大町図書館 6月5日まで西公園に掲揚 

 「端午の節句」を前に大町市西公園に27日、色とりどりの約100匹のこいのぼりが登場した。雄大な北アルプスをバックに風に乗って悠々と泳ぐ姿が、住民を楽しませている。6月5日まで。
 こいのぼりは公園内の市立大町図書館が親しみやすい施設づくりの一環で、数年前から揚げている。今年は住民から不用となったこいのぼりを改めて募り、集まった約180匹を公園内と館内に飾る。
白馬 小谷も春観光シーズン 感染対策徹底 ツアー始まる

 春の観光シーズンとなり、小谷村観光連盟が企画提案するさまざまなツアーが始まっている。大北地域の大きな産業のひとつである「観光」を盛り上げようと、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して安全な旅行ができることや大北地域ならではの体験ができることなどをPR。観光客の誘致に知恵を絞っている。
 22〜24日には、旅行会社のクラブツーリズムが白馬村や小谷村、小川村でスケッチを楽しむツアーを実施。ツアー客にはアルコール消毒を徹底したり、宿にオゾン発生装置を取り入れるなどコロナ感染対策を徹底した。
白馬岩岳きょうから夏営業 グリーンシーズン幕開け

 白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートは29日から、ゴンドラリフトの運行を開始し夏季営業を始める。大型連休に合わせ、早くもグリーンシーズンの幕が開ける。
 29日は午後1時からオープニングイベント「桜祭り」と題し、絶景カフェ&テラス「マウンテンハーバー」でのジャズライブが行われる。カフェでは期間・数量限定の「白馬で育った信州サーモンのスモークサンド」が登場する。古民家が立ち並ぶ新田地区では、夕方から日本海の幸が味わえる屋台村が登場する。
チャーム 話のきっかけに 大町の「コットンの会」 市包括支援に100個寄贈

 大町市で綿花を育てて地域づくりに取り組む「コットンの会」はこのほど、会員が自作した手作りの「コットンチャーム」100個を、市役所内の市地域包括支援センターに寄贈した。
 コットンチャームはカモシカをモチーフにした丸形のデザイン。中にはコットンの会が育てた綿が詰められている。贈呈式で代表者らが市役所を訪れ、市民生部長・福祉事務所長の曽根原耕平さんと、地域包括支援センターの杉田豊さんにコットンチャームを手渡した。
名店街地上絵*≠ォ美しく 大町の峯村組 芸術祭プレイベント前に清掃

 大町市を会場に5月からプレイベントが始まる「第2回北アルプス国際芸術祭」に向けて26日、主会場の一つ「市街地エリア」の大町名店街で、アーティストの淺井裕介氏が描いた作品の美化活動が実施された。峯村組(峯村浩文社長)の社員と市職員らが参加し、訪れる人に気持ちよく鑑賞してもらおうと、路面に付着した汚れを洗浄する作業に汗を流した。
 名店街の通路面150bほどに描かれた作品は「植物になった白線」シリーズで知られる淺井氏が、2014年の「食とアートの廻廊」で手掛けた。
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