2021年5月1日(土)付

日本語学び交流の輪 白馬の宮本さん一家 大町の教室に

 大町市大町公民館の日本語教室で学ぶ、白馬高校国際観光科2年・宮本澪みおらさん(16)=白馬村神城。同じく受講生の父・ダニエル・キングさん(48)とボランティア講師の母・珠代さん(45)とともに、親子3人で教室に参加し、日本語学習を通じて地域住民との交流を深めている。豪州での会話はほぼ英語だったため、日本語能力のレベルアップを図ろうと、白馬高の先生の紹介で教室に参加。日本語の習得を目指すダニエルさんが加わり、珠代さんも頑張る家族の姿に感化され、ボランティアの講師になった。
山肌に炎春の「野火つけ」 小谷「牧の入茅場」で作業に汗

 文化庁の「ふるさと文化財の森」に指定されている、小谷村千国乙の「牧の入茅場」で4月25日、「野火つけ」が行われた。地権者の親沢北観光委員会(松本清委員長)のメンバーや、村の茅葺かやぶき職人、共働学舎のメンバーのボランティアら多数が参加。広大な面積の茅場に人の手で火入れをしていく作業に汗を流した。茅場は古来から生活や農業、畜産のために人が手を入れ、人との関わりの中で人工的に維持されてきた。野焼きは茅場を維持し、良質な茅を育てていくための、春一番の重要な作業。
ジャガイモ植え交流 JA大北花見支部 ほ場に穂高の園児招く

 JA大北池田地区青壮年部相半花見支部は4月23日、安曇野市穂高の認可外保育園「安曇野シュタイナーこども園おひさま」の園児4人と保護者らを招いて、ジャガイモの植え付け作業を花見けみのほ場で行った。キタアカリや男爵など35`の種芋を植えた。食育活動の一環として、農に親しみ、食の大切さを学んでもらおうと、4年前から続く取り組み。
影の中に光感じて 大町市出身・相馬みどりさんオイルパステル画里帰り展

 大町市下仲町の「ホッと一息森の休息」(栗林佐千子代表)の世界で一番小さな展覧会は21日まで、「オイルパステルで描く風景『影を見つめる』」。写真と見間違いそうな細かなタッチで描かれたオイルパステル画15点が並んでいる。相馬さんは、大町市の出身で、武蔵野美術大学で油彩を学んだ。アニメ背景などを描くアルバイトなどで技術を深めた。12年ほど前にUターンし、松川村で暮らすようになったが、地元での絵画出展は初めて。
シバザクラ仲間と植栽 大町の農具川河川公園 「白塩町愛護会」が整備作業

 大町市の地域の有志でつくるボランティア団体「白塩町河川公園愛護会」(平林健司会長)は4月24日、美しいシバザクラで知られる農具川河川公園で、整備作業を実施した。新たな苗660株の植え付けや、周辺の草刈り・整備を行い、訪れた人が気持ちよく鑑賞できるように作業に汗を流した。
「ぬり絵」で芸術祭参加して 大町図書館 募集コーナー設置

 今年8月に大町市で開幕を予定する「北アルプス国際芸術祭」を大勢の市民参加で盛り上げようとぬり絵プロジェクト?が始まっている。不要となった2020年版のポスターを再利用したぬり絵用紙などが大町図書館に設置された。ぬり絵は児童コーナーなどで塗るほか持ち帰って塗ることも可。
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