2021年5月16日(日)付

大町の魅力 現代アートで 北ア国際芸術祭プレイベント コロナ対策<eスト運用

 大町市で15日から、「北アルプス国際芸術祭」(8月21日〜10月10日)のプレイベントとして、一部作品が先行公開されている。本番に向けて新型コロナウイルス感染防止の対策マニュアルをテスト運用。来場者が密を避けながら、大町の魅力を表現した作品鑑賞を楽しんでいる。
 イベントは5月30日までの毎週土・日曜日、午前10時から午後5時まで市内9会場で12作品を公開している。感染防止のため来場者を県民に限定。手指消毒や検温を徹底し、検査済みの来場者に確認用のリストバンドを装着してもらうなど対策を講じた。
「ボンネットバス」運行 大町 芸術祭の展示会場結ぶ

 大町市で開催される「北アルプス国際芸術祭」のプレイベントに合わせ、新たな観光車両「ボンネットバス」の運行が15日、始まった。作品の展示会場を結び、来場者がレトロ調な車両に揺られながら、車窓からの景色を楽しんだ。
 ボンネットバスはトラックを改造した全長6・5bの13人乗り。プレイベント開催期間中の15日と22日、29日、旧大町北高校を起点に1日最大5往復の運行をする。乗車には芸術祭鑑賞パスポートが必要となる。
小学生 陸上4競技に挑戦 白馬アスレチッククラブ体験会

 白馬村の白馬アスレチッククラブ(太田豊会長)は8日、陸上競技の体験会を白馬中学校グラウンドで開いた。小学生約20人が参加し、4種目から好きな競技を選び体験。楽しく真剣に体を動かし、競技活動に触れた。
 短距離・長距離・走り幅跳び・ジャベリックボール投の4種目で、子どもたちは興味のある競技に参加。コーチから体の動かし方や競技のルールなど説明を受け、見本を参考にしながら実践した。
放課後教室≠ナ学力アップ 松川中 地域の支援員に学ぶ

 松川村の松川中学校で12日、地域の学習支援員による「放課後学習教室」が開講した。生徒らは、苦手科目の克服や学力アップを目指して、早速課題と向き合った。
 教室は、地域と連携した教育活動の一環として、受験を控えた3年生を対象に毎年実施。数学・理科・英語の3教科で、少人数制の8クラスを用意し、約半数の37人が参加する。
足で仲良く「荒代掻き」 八坂小 5年生園児と田植え準備

 大町市の八坂小学校の学校田で、5年生8人による本年度の米作りが始まった。10日は田植えの前の荒い土の状態の田んぼに水を張り、足でならす「荒代掻き」を体験し、協働の学びの一環として、たけのこ保育園の園児も参加。学校支援ボランティアの環境整備部長・北澤豊繁さんの指導を受けながら、昔ながらの米作りを学習しながら異年齢交流も深めた。
 裸足になって田んぼに入ると、最初は泥の感触に「ぬるぬるする」と多少の抵抗があったが、すぐに「気持ち良い」と歓声が上がった。
愛情持って 犬といい関係 県動物愛護会大北支部 大町で「しつけ方教室」始まる

 県動物愛護会大北支部主催の「愛犬のしつけ方教室」前期教室が9日、大町市常盤地区で始まった。本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、屋外での実技講習のみで実施。警察犬育成も行う梅澤實さんや同会家庭犬インストラクターらを講師に、愛犬家が犬と気持ちよく共生するための、しつけ方の基本などをレベル別に学んでいる。
 初回は初めて犬を飼う人などが中心に参加した。会場では犬に負担が少なく、しつけに適した首輪やリードの選び方からスタート。専門家に普段の遊び方を見てもらい、好奇心旺盛な犬との正しいふれあい方や褒め方のタイミングなどをアドバイスした。
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