2021年6月4日(金)付

「64歳以下」接種 規模拡大 大町市コロナワクチン 8月から月6日・1日750人

 大町市は新型コロナウイルスワクチンの64歳以下接種について、8月の開始を予定している。市中央保健センターでは、集団接種の需要が高まることを想定し、現在の1日240人接種から、1日750人接種へ規模の拡大を計画している。
 現在の高齢者集団接種は、市中央保健センターを会場に毎週日曜日を基本に月4日で実施している。64歳以下への集団接種では、平公民館北側の体育館を活用し、土・日曜日の月6日程度の実施を予定し、接種のスピードを高めることで10月末までに1人2回の接種完了を予定している。
ボール親しみ ゴール! 大町タフィタ 園児にサッカー教室

 大町市の年長児〜大人までを対象としたサッカークラブ・FC大町タフィタ(川原幸子代表)は、市内各保育園でサッカー教室を開いている。就学前に体を動かす楽しさを伝えようと続く取り組みで、年長児を対象に各園を巡回し2回ずつ開催。園児たちがボールを追いかけて園庭を思いっきり走り回っている。
 2日は、若宮町のはなのき保育園で実施した。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、昨年度は教室を実施できない日も多かった。今年は感染対策などを徹底して実施している。
半世紀白い藤棚″ナ後の花 白馬の松沢さん 管理困難で伐採決断

 白馬村北城蕨平の松沢幸一さんが半世紀にわたり育ててきた白い藤棚が花を咲かせている。交流の場や地域の風物詩として親しまれ、例年家族や近隣の人たちとともに楽しんできた花だが、管理が難しくなってきたため、幸一さんは切ることを決断。周囲には惜しまれつつ、最後の花を楽しんでいる。
 藤は義父の庄左衛門さんが植えたもので、「白い色は珍しい」と奈良県で苗を買って庭に植えたと聞いている。樹齢は80〜90年とみられる。昭和46年に婿入りしてきた幸一さんは藤の手入れを受け継ぎ、昭和60年ごろに現在の場所に棚をこしらえて植え替え、手入れを続けてきた。
 高齢となり、秋の剪定や冬の雪落としなどの手入れが厳しくなってきた。次の世代にきちんと残せないのならと、今年限りで切ることを決めた。
花植え 住みよい町に 会染小6年生 セーフティーリーダーが作業

 地域や学校の安心安全を守る模範となる「わが家のセーフティーリーダー」として活動する池田町の会染小学校6年生34人は2日、花の鉢植え作業を同校で行った。リーダーの証しである青い帽子を被り、花を通じた安全で住みやすいまちづくりに思いを込め、作業に取り組んだ。
 児童たちは本年度、地域の防犯活動に取り組むセーフティーリーダーとして大町署と大北防犯協会連合会から委嘱を受けた。
親子 苗の手植え楽しむ 松川 ちひろ公園で「田んぼの教室」

 松川村の安曇野ちひろ公園の田んぼで5月30日、田植えが行われた。子ども連れなど約40人が参加し、無農薬有機栽培の米農家・高橋克弥さんの指導で、コシヒカリの苗を手植えした。約500平方bの田んぼに付けたしるしに合わせ、15aほどに成長した苗を植えた。大人も子どもも裸足で入り、「ふかふかしている」「あたたかい」などとぬかるみの感触を味わった。
中高生に放課後自習室=@大町 ぐるったネット 情報センターで

 大町市のNPO法人ぐるったネットワーク大町は5月26日から、市総合情報センターで中学・高校生を対象とした「放課後自習室2021」をスタートさせた。新型コロナの感染予防対策を万全に取り、生徒たちは宿題や取り組みたい課題を持ち寄り、地域のボランティアらと一緒に勉強しながら学習意欲を高めている。
 学習は参加する生徒自身が持参した教材に取り組むが、地域ボランティアらが用意した中学・高校の各教科の教材などもあり、発展的な学習の提供の場となっている。
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