2021年6月9日(水)付

節目に唱歌「仁科公」復活 盛遠没後800年 仁科神社で例大祭

 大町市平の仁科神社(羽田浩一宮司)は8日、祭神の鎌倉武将・仁科盛遠(もりとお)の没後800年に合わせ「御正忌(ごしょうき)八百年大祭」を開いた。節目を記念し、仁科氏の功績をたたえる大正時代の唱歌「仁科公」を復刻、奉唱した。神社関係者が没後800年の記念事業として、記録をたどり復活させた。
5チーム10月末まで熱戦 小谷野球リーグが開幕

 小谷村の第45回小谷野球リーグが7日、開幕した。天候不順や村内の新型コロナウイルス感染拡大などの影響で約3週間遅れて開幕。今年は10月末まで、昨年と同数の5チームで前後期の総当たりリーグ戦とトーナメント戦を展開する。
電子黒板で授業進化 松川小 4台導入端末と連携

 松川村の松川小学校(細江洋司校長、児童463人)は8日、本年度から導入した電子黒板を使用した授業を開始した。モニターへの書き込み・保存や、画像や動画を見ながらの授業、国のGIGAスクール構想により1人1台配布されたタブレット端末との連携などができ、効率的な学びが実現。ICT(情報通信技術)を活用した教育が本格化している。

有志丹精「バラ園」見頃 池田 130種170本咲き誇る

 池田町の有志らでつくる「バラの会」(旧池田町バラ愛好会・松沢周三代表)が管理する渋田見の「あづみ野バラ園」が、見頃を迎えている。北アルプスを一望する約400坪のバラ園で丹念に育てられた130種類170本のバラが、順次咲き誇っている。
若者の定住・出会いへ企画 北ア連携自立圏 5市町村・県職員が実行委

 大北5市町村でつくる「北アルプス連携自立圏」は8日、本年度第1回の若者交流イベント実行委員会を大町市役所で開いた。共通の課題である人口減少を食い止めようと、若者の定住促進や男女の出会いにつなぐ企画を提案した。候補を絞り込み、夏から秋にかけての開催を目指す。
ニホンライチョウ産卵 大町山博 飼育つがい自然繁殖へ

 ニホンライチョウの繁殖飼育に取り組む市立大町山岳博物館は8日、本年度最初の産卵を確認したと発表した。平成28年に乗鞍岳から採卵・人工ふ化し、同館で飼育、成育したつがいで、6日夕方から7日にかけて産卵した。今後は母鳥に抱卵させ、ひなを育てさせる自然繁殖を目指す。
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