2021年6月12日(土)付

子育てパパ 料理学ぼう 大町の有志27日に教室 男女で支える家庭へ

 大町市で子育て中の父親有志でつくる「Men’s(メンズ)キッチン」は27日午後3時から5時まで、男性対象の料理教室を平公民館で開く。男女が共に支え合う環境づくりを目指し、プロの料理人を講師に生活に身近な炊事を基本から学ぶ。教室を通じた父親同士の仲間づくりも目指したいとしている。
 教室は「男性が当たり前に台所に立てる」を目標に、受講者のレベルに応じて指導。初回は市内の惣菜店「はつ花」に、親子丼ときんぴらを万能調味料のつゆから作る。
親子ふれあい母親交流 大町公民館「すくすく広場」始まる

 大町市の大町公民館が開く未就園児と保護者を対象とした親子教室「すくすく広場」が10日、サン・アルプス大町でスタートした。さまざまなプログラムを通して親子がふれあい、母親同士の横のつながりを深める。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため昨年からは、広い会場に場を移して実施している。今年は24組が登録し、リトミック体操や水遊び、隣の文化公園で行うそり遊びなど、全16回の楽しい企画を準備する。
塩の道歩き郷土知る 小谷小5・6年生 遠足で地蔵峠越え

 小谷村の小谷小学校(中村恭之校長)の5・6年生児童41人は11日、「塩の道遠足」を行い、大峠(三坂峠)・地蔵峠越えのコースを歩いた。昔のままの姿の残る本格的な古道歩きを通して郷土の自然や歴史の道に親しんだ。
 大網地区から奥に入った長者平をスタートに、地蔵鉱山、大峠を通り、地蔵峠から観音菱と下って深原地区奥の地蔵峠口まで約7`を歩く、塩の道の中でも起伏が大きく健脚向けのコース。ロープ伝いで沢を渡る、急坂を登るなど大変な道のりだったが、子どもたちは新緑美しい昔ながらの土の道を元気に歩いて進んでいった。
元気いっぱい「地域探検」 池田 放課後子ども教室始まる

 池田町の小学生を対象にした本年度「放課後子ども教室」の活動が始まっている。9日は体験活動の一環として、池田小学校の児童19人が「地域探検」と称し、町クラフトパークへ出かけた。
 町バスに乗って目的地に着いた子どもたちは、早速アイスキャンディーをもらってご満悦。炎天下でも、遊具を使って遊んだり、鬼ごっこをするなどして、元気いっぱいに活動した。池田児童クラブの職員らが見守る中、異年齢が混じり合って、交流を図っていた。
希少な早春の花 観賞 白馬五竜高山植物園 土日限定で早期オープン

 白馬村の白馬五竜高山植物園が5日から今シーズンの営業を始めた。通常営業は19日からだが、本年度は初の試みとして前週、前々週の土・日曜日に期間限定の「早期開園」を行い、同園学芸員によるガイドツアーを実施。初日から多くの花愛好家らが訪れ、これまでの開園時期では見頃が終わり観賞できなかった希少な早春の高山植物の魅力を存分に堪能していた。
 5日午前中に行われた「学芸員と回る雪解け直後の高山植物園ツアー」には、10人余りが参加し、風間勇児学芸員の案内で植物園上部まで散策した。
気候変動の危機訴える POWJapan 温暖化阻止へ街頭活動

 大町市を拠点に地球温暖化の阻止を訴える「POWJapan」(小松吾郎代表)は10日、スタンディングアクションをJR信濃大町駅前公園で行った。メンバーや賛同者の住民ら約20人が気候変動の危機を訴え、脱原発や脱石炭などを呼び掛けた。
 11日から開催されるG7サミットに合わせて、POWなどの呼び掛けで全国242団体が参加し「あと4年未来を守れるのは今」キャンペーンを展開。温室効果ガスの削減目標引き上げなどを求める27万人分の署名を政府に提出し、全国一斉のスタンディングを行った。
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