2021年6月22日(火)付

64歳以下予約きょうから 大町市ワクチン接種 22日〜基礎疾患者、29日〜施設従事者など、7月5日〜その他一般

 大町市内64歳以下新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付けが、基礎疾患を持つ市民らを優先し22日から始まる。障害者施設入所者・従事者、介護サービス従事者、学校教職員、保育園職員(市内在住者のみ対象)は29日から、その他一般は7月5日から開始となる。
 基礎疾患を持つ市民(約3000人)と障害者施設入所者・従事者等(約350人)の優先予約は電話受け付けのみ。一般は、集団接種予約はインターネットから、医療機関での個別接種予約はコールセンターで。
東京五輪身近に感じて 上村愛子さん聖火トーチ 八方文化会館に展示

 白馬村で4月1日に行われた東京2020オリンピックの聖火リレーで最終ランナーとして走った、女子フリースタイルスキー・モーグルで冬季五輪5大会連続出場の上村愛子さんは20日、白馬村八方の八方文化会館の入口ロビーにトーチを展示した。夏の間の期間限定で、東京五輪・パラの期間が終了する頃まで展示される予定。
 長野五輪以来の自国開催の五輪に関わり、「皆さんに見ていただくことで、五輪を身近なものに感じてもらえたら」との思いで、リレー後に出演した地元のイベント(スプリングフェス)で展示を打診。2階に自身の過去のユニフォームなどが展示されている「白馬山とスキーの総合資料館」(休館中)を併設している同会館での展示が決まった。
協力隊員園児の体育支援 松川 北保育園で運動遊び

 松川村の認定こども園では、村の地域おこし協力隊を講師に迎え、運動遊びをする取り組みが本年度から始まった。子どもの体育支援に携わる前島靖之さんが17日、松川北保育園の年中児と触れ合い、楽しく体を動かした。
 ワニの動きを真似して、床の上を前進する運動を繰り返し行った。手と足をしっかりと動かすようにアドバイスを受け、ぐんぐんと前に進んだ。講師が「最後まで頑張れ!」「いいね!」などと声を掛け、手を貸しながら、子どものやる気を引き出していた。
地域の道安全に草刈り 大町美麻 住民らがボランティア

 大町市美麻地区で19日、地域住民らによる市道沿いの草刈りボランティアが行われた。市美麻支所、地域づくり会議、地元建設会社などから約40人が参加。雨が降る中の作業となったが、地域住民が利用する市道を安全に使ってもらいたいと、作業に精を出した。
 草刈りボランティアは地元の協力を得て毎年実施している。支所職員、地域住民でつくる地域づくり会議、土尻会(旧美麻建設業組合=峯村組、伊藤組、倉品組、高橋組、丸中興業、安曇建設)の社員が作業に参加。今年は例年実施している二重・新行・青具地区の市道沿いに加え、地区住民の高齢化などを理由に草刈り作業ができないとして、自治会から要望があった片岡地区と、藤地区の棚田の草刈りも併せて実施した。
気持ち新た全国出場へ 信濃国松川響岳太鼓子供会 中日本ジュニア「優秀賞」

 松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会はこのほど、富山県で開かれた第1回中日本太鼓ジュニアコンクールに出場し、上位4チームが選ばれる優秀賞に輝き、新型コロナの影響で延期となっていた全国大会への出場を決めた。久しぶりの公式大会で全力で全国への切符を手にし、手応えを得て気持ちを新たに練習に励んでいる。
 松川響岳は同会を代表するオリジナル曲の1つ「月の下で」を演奏。コロナで公式大会は2年ぶり、研さんの場となる各イベント出演が激減し人前で演奏する経験が少ない中で迎えた本番だったが、月が移り変わる姿を太鼓と篠笛で表現した曲を練習の成果を生かし表現した。
建築工事現場安全を確認 県建設事務所 池田と松川でパトロール

 県大町建設事務所は21日、違反建築物防止週間(19〜25日)の活動として、池田町と松川村で建築工事現場のパトロールを実施した。建築物の安全性確保と良好な市街地環境の形成を図るため、違反建築物や建築確認表示板を掲示してあるかなど、ひとつひとつ丁寧に確認し、違反建築がないか目を光らせた。
 同事務所職員と、知事から委嘱を受けた県建築士会大北支部の建築指導員2人で建築中の住宅など9件を巡回し、建築確認表示板の記載内容の確認や、ブロック塀の目視診断を実施した。
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