2021年6月25日(金)付

双子の子育て集い相談 大町市はなのき保育園 支援室にサークル

 大町市若宮町のはなのき保育園(中條きよみ園長)内にある子育て支援室「たんぽぽ」で、双子を育てる保護者らを対象としたサークル「さくらんぼ」が立ち上がっている。開催はおおむね月2回で、参加した親たちは双子ならではの苦労を話し合ったり、身近に情報が少ない双子専用の育児グッズの使い心地などを相談し合ったりしてくつろいでいる。
「根曲がり竹」恵みに舌鼓 小谷小 1年生皮むき山菜給食

 小谷村の小谷小学校(中村恭之校長)で18日、本年度最後の「山菜給食」が行われ、郷土食の「根曲がり竹」のみそ汁を食べた。地域の食文化に根差した生きた食育で、児童は山菜の恵みあふれる小谷の魅力に触れた。給食には、郷土食として親しまれるサバ缶と合わせたみそ汁が出された。
布ぞうり普及目指し 松川研友会 作り方手帳改訂読みやすく

 布ぞうりや布スリッパを制作する松川村の研友会ぞうり部は、手順をまとめた「作り方手帳」を本年度改訂し、制作映像を記録したDVDと合わせ、普及活動に取り組んでいる。DVD作成時の大糸タイムス記事をきっかけに郷土資料として県立長野図書館に置くことも決まり、昨年度まで会長を務めた佐藤節子さん(79)は「多くの人に見てもらいたい」と喜んでいる。
公務員の仕事間近に理解 岳陽高2年生 市役所見学し進路学習

 大町市の大町岳陽高校2年生は18日、進路学習の一環として市役所を訪れた。総務部庶務課職員係の降?広美係長の案内で、市役所の仕事内容の説明を受け、庁舎内の各課を見学。役所の仕事の現場を目の当たりにして、岳陽高出身の職員の話も聞き、行政や地方公務員の仕事に関する理解を深めた。
循環型経済 欧州にヒント 白馬村観光局 研究家講師に勉強会

 白馬村観光局はこのほど、廃棄物を出さない経済循環の仕組みを考える「サーキュラーエコノミー」(CE、循環型経済)について学ぶ勉強会をノルウェービレッジで開いた。オランダ・アムステルダムで数々の事例に触れてきたCE研究家・安居昭博さんを講師にヨーロッパの実践事例を学んだ。サーキュラーエコノミーは、これまで廃棄されていたものを貴重な資源として活用できる仕組みを整えることで、環境と経済に好影響を与える考え方。安居さんは「そこに新たなビジネスチャンスや心地いい社会づくりのヒントがある」と指摘した。
住みよいまちへ 決意新た 大町警察官友の会 40周年節目の総会

大町警察官友の会は22日、令和3年度通常総会を大町市のJA大北会館アプロードで開いた。昭和56年5月の会設立から40周年の節目の年を迎え、地域住民と警察官が手を携えた明るく住みよいまちづくりへ決意を新たにした。年末年始特別警戒や山岳遭難防止、救助活動の激励・支援、研修会や治安懇談会の開催など事業計画を決めた。新型コロナを受け、40周年記念事業等は来年度以降の開催とした。
トップページ 6月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2021 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.