2021年6月26日(土)付

「ガンズくんかるた」で交通安全 山雅FC 大町西小に寄贈

 大町市の大町西小学校(中原敏校長)図書館で23日、「松本山雅FCガンズくん交通安全かるた」の寄贈式が行われた。6年生1クラス29人が参加。ガンズくんから14セットのカルタを受け取り、カルタ遊びを楽しんだ。
 次世代を担う子どもたちの健全育成を願い、2019年に、NTPトヨタ信州の協力で制作したカルタ。山雅FCホームタウン内の小学校に随時寄贈している。大北地域では池田町会染小学校に継ぎ、2校目で、大町市内では初めてとなった。
リモート指導 家でも体操 白馬の地域包括支援 初モデル事業8月運用へ

 白馬村の地域包括支援センターは、リモート機能を使った村内高齢者への健康運動体操指導を試みている。コロナの感染防止対策に加え、雪深くなる冬場に、各家庭でも気軽に体操ができるよう企画。8月から本格運用したい考えだ。
 地域支援事業のモデル事業として初めて実施した。事業は、NPO法人地域健康づくり支援研究所健學塾が管理する交流施設「あいんち」で行っている一般介護予防事業「ファイト」に合わせて、毎週木曜日午前10時から実施。会場と各家庭をビデオ通話でつなぎ、健康体操に取り組む。村内企業「しくみ株式会社」が協力し、ビデオ通話機能を整備し、リモート環境を整えている。
雨中バイパス 開通に遅れ 小谷 再設計必要で2年程度

 小谷村の国道148号の雨中・月岡バイパス工事で、橋梁部分に再設計が必要になり、開通が当初より2年程度遅れる見込みとなった。現在、橋梁工事は中断し、再設計を実施。早ければ令和4年10月末に工事を再開できる予定だが、費用の増加も見込まれる。
 橋梁工事の区間は、JR南小谷駅前付近の131・5b。橋脚に載る道路部分の工事は、建設コンサル会社が設計を実施し、令和元年7月に施工業者が道路部分着工前に解析を行った際、橋の強度を高めるためのケーブルの設計部分で、コンクリートに亀裂が生じる可能性があると指摘。微調整も検討したが、現状では難しく再度設計が必要となった。
元気いっぱい水遊び 松川南保育園プール開き

 松川村の認定こども園松川南保育園(北村弥生園長、園児98人)で24日、プール開きが行われた。安全を祈願し、梅雨の晴れ間にプールに入り、水の感触を存分に味わった。
 年少から年長までのクラスごとに、プールでの注意点や入り方などを確認し、全員でプールサイドに集合。「プールの神様」に向かって、お清めの塩をまいた。
 早速水着に着替えた年長児らは、準備体操で楽しく体をほぐした。手順を踏んでから浅めのプールに入り、ワニの格好をしたりバタ足をするなどして、水慣らしした。
災害発生時の支援拠点に 池田町と社協が協定 ボランティアセンター設置

 池田町と町社会福祉協議会は、災害発生時の支援拠点となるボランティアセンターの設置・運営に関する協定を締結した。災害ボランティア活動を行うために必要な情報の共有や発信、資機材の調達、県や他自治体との連絡調整など役割を分担し、円滑かつ効果的な災害ボランティア活動ができるよう体制を整備する。
 協定では、町は災害情報の提供や被災地ニーズの把握などを行い、社協が窓口やボランティアの割り振りなどセンターの運営を行う。
児童と上一寿会苗植え交流 大町南小 協働で学校花壇づくり

 大町市の大町南小学校美化委員会の児童と、市シニアクラブ上一寿会が17日、同校正面玄関前の花壇で、花の苗を植えた。職員や児童数の減少などから手入れが行き届かなくなっている学校花壇を、地域住民が児童との協働で支援し、憩いと癒やしの場を創出する初めての取り組み。作業に汗を流しながら、異世代交流を深めた。
 当日は会員が育てたペチュニア、マリーゴールド、キンセンカなど、色とりどりの花を咲かせる苗を持ち寄り、児童と協力し合って植えた。綿花を育てて地域づくりに取り組む「しあわせの種プロジェクト」の一環で、綿の種まきも行った。協働の成果により、正面玄関前に広く美しい花壇が完成した。
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