2021年7月17日(土)付

シニア世代が社会見学=@大町市生涯現役促進 地元へ就職支援

 大町市生涯現役促進地域連携協議会は16日、シニア世代の就職促進を目指し、企業見学会を社地区のニチコン製箔大町工場で行った。70代の市民3人が参加し、電子部品の製造工程を間近に見学、地元企業の仕事や技術力を学んだ。
 参加者は家電製品などに使われるアルミ電解コンデンサの部品製造の現場を見学し、厚さ20ミクロンのアルミ箔を加工する精密な技術を体験。機械の自動化によって9人1班の従業員が交代で巨大な工場を稼働させていることや、メンテナンスに繊細な人間の手が必要なことなどを学んでいた。
 参加者の男性(78)は「定年後に時間を持て余し、心と体の健康のために再就職を希望している。これだけ大きな工場を少人数で動かしていると聞き驚いた。外からでは分からない企業の魅力を学べた」と話した。
「道の駅小谷」県内2位 関東連絡会アンケート 「好き」コロナ禍でも人気

 関東道の駅連絡会が昨年行った「好きな道の駅」の利用者アンケートで、関東圏にある道の駅約170施設中、小谷村の「道の駅小谷」が全体で22位、県内順位は2位にランクインした。過去にも何度もランクインしているが、昨今のコロナ禍でも安定した人気となった。 同連絡会では、昨年6月から今年3月末にかけて「関東『道の駅』スタンプラリー」を実施。関東圏約170カ所ある道の駅を巡り、スタンプを集めた人がプレゼント企画に応募する際に行うアンケート結果を集計した。
 「道の駅小谷」は34票を獲得。「とても接客が丁寧だった」「(併設する深山の湯の)温泉が素晴らしい」などの意見が寄せられた。
幅広い世代へ楽しみ多彩 白馬「岩岳マウンテンリゾート」 きょうから夏季営業

 白馬村の岩岳リゾートは17日、「白馬岩岳マウンテンリゾート」の夏期営業をスタートする。ゴンドラを上がった山頂では、大自然の中を三輪カートで走る日本初の「マウンテンカート」やペット連れ客専用テラス「白馬ワン!テンハーバー」など新たなコンテンツを用意。11月14日まで、白馬三山を一望できるおなじみのマウンテンハーバーや自然散策などさまざまなアクティビティと合わせて楽しむことができる。
 「マウンテンカート」(1500円)は、ドイツ製のエンジンのない三輪カートで、山頂からふもとの景色などを眺めながら全長約2.1`を駆け降りるスリリングなコースの走行を体験できる。
 和田寛社長は「梅雨も明けて夏本番。小さなお子さんやペット連れの方、雨の日などさまざまな方が楽しめる。オールシーズンのマウンテンリゾートとして、皆さんに新しい魅力を感じてもらえれば」と話している。
ケイトウで「花いっぱいの町」 池田の矢口さん 育てた苗 地域に配布

 池田町滝沢の矢口督さんは、毎年ケイトウの花の苗を育て、地域の人たちに配っている。「花いっぱいの町にしてほしい」という願いを込め、今年も約2000株の苗を届けた。
 池田町美しいまちづくり推進委員会のメンバーとして、長年「花とハーブの里」の景観づくりに関わってきた。ケイトウは管理が楽で丈夫、かつ花が長持ちすることから、5年ほど前から栽培を始めた。毎年大量の種を採り、来年につないでいる。
 今年は、役場に種を届けた他、同地区の住民や他の自治会、町内の保育園へ苗や苗を植えたプランターを提供した。
親子触れ合い楽しく運動 松川 桃太郎教室キッズビクス

 松川村公民館は13日、未就園児と保護者を対象にした「桃太郎教室」の第2回「親子でキッズビクス」を村子ども未来センター「かがやき」で開いた。安曇野市在住のキッズビクスインストラクター・遠藤正美さんを講師に、親子で触れ合いながら楽しく体を動かした。
 子どもを抱きしめたり全身をマッサージしたりおんぶで揺らしたりしながら、筋力アップも図った。「とっても上手」「よくできた!」などと子どもたちを褒めながら、親子でスキンシップを図った。
梅雨明け夏*{格的に 大町で真夏日 熱中症注意を

 気象庁は16日、長野県を含む関東甲信地方の梅雨明けを発表した。平年より3日早い。県内は高気圧に覆われた影響で広い範囲で晴れとなり、大町市では最高気温が30.0度となり今年初めての真夏日となった。
 長野地方気象台によると、県内はこの先1週間、太平洋高気圧に覆われ、おおむね晴れの日が続くとみられる。気温の上昇に対して「熱中症に注意し、こまめな水分補給を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
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