2021年7月21日(水)付

芸術祭ロゴシール販売 大町市 8月の開幕向け機運醸成

 大町市を主体とする北アルプス国際芸術祭実行委員会(委員長=牛越徹市長)は、8月21日からの第2回開幕に向け機運醸成に取り組んでいる。市内事業所向けに、芸術祭公式ロゴのシール販売を開始。土産品や特産品などの商品、包装にシールを貼るなど芸術祭を生かした販売促進を提案している。
 1000シート(1シート10枚で80円)限定で、実行委事務局の市役所2階の市まちづくり交流課窓口で販売している。1事業所につき50シートまで購入できる。シールの使用は、自社製品や包装等に貼付して販売することに限る。
70周年記念式典準備着々 白馬高実行委 10月16日 人数絞り短時間

 今年70周年を迎える白馬村の白馬高校の節目を祝おうと、同窓会やPTAなどでつくる実行委員会は10月の記念式典に向けて準備を進めている。19日、2回目となる役員会を同校で開き、近づく実施に向けて各部会で準備状況を共有した。
 記念式典は10月16日、ウイング21で開く。コロナ禍のために生徒約160人と招待者・関係者約70人に参加者を絞って短時間での開催とし、関係者のあいさつや感謝状贈呈、白馬山麓事務組合との共催によるグローバル講演会などを予定する。記念品としてポータブルステージ10基を学校に贈呈。記念冊子は制作せず、パンフレットの小冊子に沿革を記す。
先輩と考える池田の課題 高瀬中総合学習 信大院生宮田さんが授業

 池田町の高瀬中学校1年生67人は16日、同校の卒業生で信州大学大学院2年の宮田紀英さんを講師に招いた授業を行った。町のさらなる魅力を知り、課題について考えた。
 宮田さんは、日本自然科学写真協会会員として活動し、チョウの生態に詳しく、地域の環境保全活動にも取り組んでいる。116種類ものチョウが生息する池田町の自然の豊かさに触れる一方で、絶滅の危機にひんしている現状を伝えた。生息地の破壊や里山の手入れ不足、外来生物の侵入などを原因に挙げた。
 自然環境をよくするにはどうすればいいか、グループで話し合った。「植物や生き物に関心を持ってもらう」「ごみ拾いをする」「管理者を増やす」などの意見が出た。
庁舎から避難消火実践 池田町役場 職務中想定し消防訓練

 池田町は15日、職員と来庁者を対象とした毎年恒例の消防訓練を町役場で開いた。職務中に大災害が発生した想定で、来庁者の避難誘導や消火活動など実践的な訓練を行い、非常時に備えた。
 大地震が発生し、それに伴って庁内で火災が発生したと想定。職員は放送を受けて机の下に潜り込むシェイクアウト訓練を実施。その後、各課代表者で組織する自衛消防隊が手分けして、庁舎内に来庁者がいないか確認し避難誘導を行う、初期消火のために消火栓のホースを展開するなどの訓練を行った。
反射材でピカピカ℃膜フ防止 あすから交通安全運動 大町署が買い物客に配布

 22日から始まる「夏の交通安全やまびこ運動」を前に、大町署は20日、買い物客に反射材を配り、歩行者の事故防止につなげる「ピカピカペッタンコ作戦」を大町市の西友大町店で行った。
 県内では死亡事故が増加傾向にあり、今月は千曲市や諏訪市で道路横断中の高齢者が車にはねられ死亡している。署員は、靴に張り付けられる反射材やポケットティッシュを配り、その場で反射材の使用方法などを指導。買い物客に対し「ぜひ、地域の集まりなどでも反射材の利用を広めてください」などと声をかけていた。
次代の子に防災知識を 大町 社で中学生中心に訓練

 大町市の日赤奉仕団社分団と社地区子ども会育成会は18日、防災訓練を社公民館で開いた。住民約40人が参加し、中学生による避難所設営訓練など大規模災害に備えて防災意識の高揚を図った。
 今年は次代を担う子どもにも防災の知識を身に付けてもらおうと、中学生を中心とした訓練を初めて実施。災害対応学ぶカードゲームも体験し、応急処置の手順などを記したカードを並べながら、仲間との駆け引きを楽しんでいた。
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