2021年8月26日(木)付

コロナ禍でも善意に感謝 大町一中 アルミ缶回収30日まで

 大町市の大町第一中学校は30日まで、生徒会によるアルミ缶の資源回収活動に取り組んでいる。収益金は生徒会の最大行事である「こぶし祭」の資金に充てたり、市内の福祉施設に金品を寄贈したりしている。例年は事前に広く地域に協力を呼び掛けているが、コロナ禍によって活動に制限があり、校内放送で生徒の家庭への協力を呼び掛ける活動を中心に実施している。
 アルミ缶回収は、同校体育館北側の、自転車駐車場横の専用コンテナで受け入れている。
ロシア系小中生が映画製作 白馬でキャンプ プロ監督講師に体験

 白馬村どんぐりのペンション・ウインターフェル白馬で26日まで、国内在住のロシア系小中学生向けのサマーキャンプが行われている。今回は映画監督の井上雅貴さんを講師に、泊まり込みで映画製作を体験。子どもたちの感性で、本気のものづくりに挑んでいる。
 6歳から14歳まで27人の子どもたちが参加。2つのグループに分かれ、俳優や脚本、監督やカメラマンなど役を分担し、撮影に臨んだ。作品はキャンプの最後に上映会をするほか、世界の映画祭での発表を目標に、観客により面白い作品を届ける視点で工夫。語学力も性格も多様な子どもたちが、映画を作る一つの目標に向かって心をそろえて取り組んでいた。
手洗いしやすく安全に 新型コロナ感染症対策 松川小で水栓自動化

 新型コロナウイルス感染症対策として松川村が進めている小中学校の自動水栓化で、松川小学校の設置が完了した。各教室に備え付けられている手洗い場の蛇口などが非接触型となり、夏休み明けの24日から児童が使用。「使いやすい」と好評だ。
 小学校では、各教室の蛇口3カ所のうち2カ所と、トイレの手洗い場、男性用小便器の計142カ所の水栓を自動化した。児童は「前のよりも使いやすい。ちゃんと手を洗えた」と喜んでいた。
池田町組織スリム化へ議論 行財政改革委 人件費削減の案巡り

 池田町の行財政改革推進委員会は25日、第4回会議を町役場で開き、役場組織のスリム化と人件費抑制に向けての基本的な考え方の案を示した。歳出のうち大きな割合を占める人件費を削減するため、課・係の統廃合や職員数の縮小、1人当たりの給与抑制など、組織見直しの方向性について議論した。
 推進委内の総務部会がまとめた案では、職務内容の見直しによる業務の合理化や職員数の速やかな縮小、給与抑制のための職員構成の是正など、人件費削減の基本的な考え方を示し、内容について協議した。
自己流で美味 お茶の淹れ方 小谷 伊折農業生産組合が講座

 小谷村伊折の伊折農業生産組合は22日、農山村体験交流施設ゆきわり草で初企画「新茶&Herbs美味しいお茶の淹いれ方講座」を開いた。池田町在住で日本茶インストラクター協会所属の日本茶アドバイザー・勝俣ゆき子さんが講義。伊折で栽培されているフレッシュハーブを使った緑茶や紅茶とブレンドしたオリジナルハーブティーの作り方も伝授し、自己流アレンジで楽しむお茶の魅力にふれた。
大北飲食店に時短・休業 県が要請 全域に対策強化 28日から

 県は25日、新型コロナウイルスの感染拡大が継続している地域の対策を強化するためとして、北アルプス圏域全域(大北地域)の酒類を提供する飲食店などに対し、営業時間の短縮や休業を要請すると発表した。24日から要請している白馬村に加えて、大町市と池田町、松川村、小谷村を追加。4町村の要請期間は28日から9月3日まで。時短など要請に協力した店舗には、協力金を支給する。
 
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