2021年8月28日(土)付

「地彩べんとう」21品試作 芸術祭で販売 大町の魅力ぎっしり

 大町市の食文化の研究・発信に取り組む「信濃大町の食おいしいプロジェクト実行委員会」は27日、北アルプス国際芸術祭に合わせて販売する「信濃大町地彩ちさいべんとう」の試作品発表会を大町商工会議所で開いた。市内の飲食店が地元食材を活用したり、郷土食をアレンジしたりと、地域の魅力を詰め込んだ料理が集まった。
ソバの花一面白く染め 大町中山高原で見頃

 大町市の中山高原で、ソバの花が見頃を迎えている。約8fの畑一面を白く染め、家族連れなど行楽客の目を楽しませている。見頃は9月上旬ごろまで続きそうだ。畑を管理する菜の花農業生産組合によると、今年は7月下旬ごろに種をまき、例年と比べて1週間ほど早く開花。生育状況は順調で、9月末ごろからの収穫を予定している。
新鮮野菜を自販機≠ナ 小谷土谷 住民が出荷コイン直売所

 小谷村土谷の中通公民館(基幹センター)に、村内で初めてとなるコインロッカー式の直売所がオープンした。24時間営業で、日々、地元住民が育てた旬の新鮮な野菜がずらり。コロナ禍にも対応し、非対面で安く購入できる。コロナ禍に対応し、人件費が必要ないコインロッカー式の販売を計画した。村の補助金も活用し、ロッカーを購入した。
読み聞かせの場面絵で表現 大町東小児童クラブ 手作り絵本を製作中

 大町市の東小学校児童クラブの子どもたちが本年度、文化祭の展示発表を目指して「手作り絵本」の製作に取り組んでいる。読み聞かせの本の中から心に残った好きな場面を絵にしながら作業を進めている。児童クラブの子どもたちは、支援員の読み聞かせが大好きで、今年は子どもたちに長く読み継がれている絵本の「ぐりとぐら」にちなんださまざまな活動を展開している。
繊維再生白馬Tシャツ≠ノ ハクバオリジナルブリングとコラボ 環境問題意識を発信

 白馬村関連商品の企画・販売を行う「ハクバオリジナル」と日本環境設計が手掛ける医療リサイクル事業「ブリング」のコラボによるオリジナルTシャツが完成した。衣類のポリエステルを再利用して衣類を作り環境負担を軽減。「気候非常事態宣言」の発出など環境保全の取り組みを進める白馬から、環境や社会問題意識を発信する。

感染防止へ「時短」要請 県と大北市町村飲食店街で巡回啓発

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く大北地域(北アルプス広域圏)で、酒類の提供を行う飲食店等に対する営業時間短縮等協力要請が28日から9月3日を期間に始まる(白馬村は24日から開始済み)。県や大北地域各市町村は、感染防止へ理解と協力を求めている。
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