2021年９月10日付

2021年９月10日(金)付

地元の人と街に「ピント」　大町の武田さんと板花さん　旧「ろっく亭」に菓子･珈琲店

　大町市六九町で長年市民に親しまれ、多くの人に惜しまれながら2015年に閉店した喫茶店「ろっく亭」が、テークアウト専門店「菓子ト珈琲Ｐｉｎｔｏ（ピント）」として新たにオープンした。店主の武田清美さん（26）は「前オーナーの温かな人柄がうかがえる、元々のお店の雰囲気がとても好きだった。私たちも地元の人に愛される店にしていきたい」と意気込む。

白馬中夏は〝私服〟ＯＫ　多様性実現　ＣＯ2削減生徒率先「クールビズ」試行

　ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）への関心も高い白馬村の白馬中学校は、生徒らが率先して新たに定めた試験的な夏期間の制服の校則で期間限定の「スーパークールビズ」を実施している。学校生活でＴシャツやポロシャツなどの私服も可能に。多様性社会の実現や、エアコンや扇風機の使用量を減らしてＣＯ2排出量が削減できるなど環境負荷の軽減にもつながる可能性のある取り組みが注目されている。

成人式への思いを動画に　松川　2年度中止で実行委制作

　新型コロナウイルス感染拡大の影響で令和2年度の成人式が中止となった松川村で、村内在住の新成人でつくる実行委員会が中心となり、メッセージ動画を制作している。恩師からの祝福の言葉や、新成人代表のあいさつなどを収録。みんなで集まることがかなわなかった分の思いを動画に込めている。

地元木材で〝ものづくり〟　　大町　美麻「花まめや」でワークショップ

　大町市美麻のぽかぽかランド美遊にある新店舗「花まめや」玄関先で5日、地元の木材を使った木工ワークショップが開かれた。地域の親子らが参加し、世界で1つの、オリジナルの皿や調理器具などを作った。

里山の風景切り取る　県風景写真家協　三郷で23日まで「学ぶ写真展」好評

　北は栄村の秋山郷から、南は天竜村の茶畑まで、県内各地の里山を写した作品40点を展示。大町・北安曇の写真が10点を占める。その美しい風景から、自然と暮らしの調和、人々の温もり、写真家の思いが伝わり、見る人の心を動かす。

〝おトク〟に飲んで信州の地酒　県　消費拡大へクーポン販売

　県は9日から、プレミアム付き「信州の地酒おトクーポン」の販売を県内の酒販店や酒造会社などで始めた。新型コロナウイルス感染拡大に伴い酒類の消費が落ち込む中、地元商品の販売促進を後押しし、事業所の支援につなげる。

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