2021年9月16日(木)付

古民家 住民交流の拠点に 美麻 フランス人 手弁当で改修中

 フランス人のフランソワ・ジラールさん(38)が、大町市美麻青具地区で古民家を改修し、住民交流の拠点づくりを進めている。「目標はカフェと民泊の開業。地域の住民が集まって互いに知識を共有するソーシャルコミュニティセンター?にしたい」と青写真を描く。
「映え」る八景¢I定へ ハクババレー誘客ツールに 投票コメント募集

 白馬村・小谷村・大町市や観光団体、索道でつくる広域連携DMO「ハクババレーツーリズム」は本年度、3市村の優れた景観を選定する「HAKUBAVALLEY八景はっけい」に取り組む。3種類24カ所の優れた景観を選び、3市村を結んだ観光ルートとして今後の誘客に役立てる。住民参加をうたい、候補地に投票するパブリックコメントをウェブで募る。
家庭でも手洗い、共用部消毒を コロナ感染対策 白馬村長メッセージ

 県内全域の新型コロナウイルス感染症警戒レベルが4(特別警報T)に引き下げられたことに伴い、飲食店の営業時間短縮の解除や村有施設が利用可能になった白馬村は13日付で、コロナに関する村長メッセージを発出した。下川正剛村長は、村内での感染経路に「家庭内での感染」が多い傾向にあったとし、「再びこの状況を繰り返さないためにも引き続き家庭内でも手洗いやうがい、共用部分の消毒などの感染対策の徹底を」と呼び掛けている。
「道の駅」「すずむし荘」譲渡検討 松川村 指定管理者制度廃止 民間へ

 松川村の平林明人村長は、14日に行われた村議会9月定例会の一般質問で、村有施設のふれあい交流センター「寄って停まつかわ」と温泉宿泊施設「すずむし荘」の運営方針ついて、現在導入している指定管理者制度を廃止し、民間への譲渡を検討していることを明らかにした。「譲渡するという結論は持っている。それに向けて取り組んでいきたい」と強調した。
温暖化対策始まるも課題 池田町 ごみ排出量増 太陽光進まず

 昨年2月に「気候非常事態宣言」を表明した池田町で、ごみ削減やゼロカーボンに向けた取り組みが始まっている。今年8月に発足したリサイクル推進委員会では、町民が行う具体策の検討を開始。役場内での取り組みも行われている。一方、町民1人あたりの燃えるごみの排出量増や、太陽光発電システムの設置が進んでいないなど、課題にも直面している。
合併処理浄化槽普及目指し 大町の組合 市役所で実物大やパネル展示

 10月1日の「浄化槽の日」に向けて、大町市浄化槽管理組合は9月17日まで、市役所1階市民ホールで「浄化水槽展」を開いている。合併処理浄化槽の正しい使い方を紹介したパネルや、しくみの分かる実物大の浄化槽などを展示。水質保全に重要な役割を担う浄化槽の適正な維持管理を呼び掛けている。
トップページ 9月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2021 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.