2021年9月19日(日)付

有機農家など集い発足 北アルプスオーガニックプロジェクト 量り売りの「マルシェ」企画

 大町市を中心に北アルプスエリアの有機農家や飲食店、主婦などの有志が集い「北アルプスオーガニックプロジェクト」(小田美恵代表)を発足させ、活動している。昨年8月に勉強会を開いたのをきっかけに今年に入って本格的に活動を始め、現在は量り売り≠メインにした「ハカリウリマルシェ」を企画している。
 人と環境に配慮した持続可能なライフスタイル≠大町から発信し、地域を盛り上げようと奮闘中。今月は、チラシなどPRに使うための写真撮影などが行われた。
ジェンダーレス$ァ服検討 白馬中 選定委で生徒・児童が試着

 白馬村の白馬中学校で、男女の性差などによらないジェンダーレス制服の検討が始まっている。生徒の提案から検討がスタートし、17日は同校生徒や今後制服を着用することになる白馬南・白馬北小学校児童を含めた制服選定委員会を開き、ジェンダーレス制服の要否などについてディスカッションした。多様性に対応できる制服の見本を見ながら、実際に着用する共通ブレザーやスラックス、スカートを検討した。
 選定委員会には、立候補した白馬中学校生徒3人や南小児童2人、北小児童4人が参加。個人の自由を尊重できるジェンダーレス制服には、参加した児童・生徒の全員が賛成した。
スマホ覚えて生活便利に 小谷 CATV事務局が活用講座

 小谷村CATVインターネット事務局は9月から、村内で毎週水曜日、スマホ活用講座を開いている。高齢者などスマホに慣れていない人、持っていないが興味がある人を対象に、生活の中で便利にスマホを活用するための使い方を、丁寧に教えている。
 9月は村役場や地域に出向いて基本的な操作を教える講座。15日は土谷の中通公民館に地区内外から5人が参加した。活用者が増えることで、地域でのコミュニケーション向上や災害時の連絡などにもつながる期待もあるという。
デイ利用者の長寿祝う 松川村社協が「敬老週間」

 松川村社会福祉協議会は「敬老の日」にちなみ、「敬老週間」を実施中。福祉プラザ「ゆうあい館」では、連日デイサービスの利用者らを対象に、心のこもったプレゼントやサービスを提供している。
 例年「敬老祭」と称し、村の芸能ボランティアらが余興を披露していたが、コロナ禍で昨年に引き続き中止となった。代わりに、芸能ボラによる歌や踊りの映像を流し、職員らが歌やお祝いのメッセージカードなどをプレゼント。お昼には、特別メニューを提供している。
名前読み解き筆で表現 大町下仲町「森の休息」で27日まで 「ことはな書」講座卒業作家展

 大町市下仲町「ホッと一息 森の休息」(栗林佐千子代表)の世界で一番小さな展覧会は27日まで、「名前のことはな書作家養成講座卒業展」を開催している。卒業作家9人による、自分の名前の卒業作品10点を展示している。
 サロン「嬉庵みるいで」を主宰する、松島明子さんによる作家養成講座を終了した作家たちによる作品展。それぞれの作家がそれぞれの読み解き方≠ナ読み解いた自分の名前を、得意を生かして文字や絵で表現した。
シルバーウイーク観光客まばら 大北各地入り込み コロナと台風 低調スタート

 秋の大型連休(シルバーウイーク)が18日から始まった。大北地域の観光施設では、新型コロナウイルスに加えて台風14号の影響で観光客の入り込みが伸び悩み、低調なスタートとなった。
 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では、台風接近の影響で魚釣りイベントが中止となり、来園者の姿もまばら。家族連れなどが園内の散策や工作体験などのアクティビティを楽しんでいた。 同公園ではシルバーウイーク中の入り込みについて、例年の7割ほどを見込んでいる。
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