2021年9月24日(金)付

ビタミンちくわ℃jを食育に 石川県のスギヨ発売70周年で映像化 黒部ダム建設時の食事取材

 石川県七尾市に本社があるスギヨの主力商品で、売り上げの7割を長野県が占める「ビタミンちくわ」が来年、発売から70周年を迎える。同社は節目を記念し、60年前の「ちくわカレー」を再現して、ちくわ文化を通じた大町市など長野県とのつながりを映像で残し、子どもたちへの食育学習で後世に伝える事業をスタートさせた。同社のプロジェクトチームがこのほど、大町市などを訪れた。映像化に向けて、黒部ダム工事当時のちくわカレーを知る人へ聞き取り調査を行った。
松川産米の日本酒知って あすから 県内7蔵協賛道の駅で販売

 県内有数の生産地松川村で収穫された酒米からできた日本酒を多くの人に知ってもらいたいと、村は25日から、馬羅尾高原の芦間川源流で貯蔵した県内7蔵の日本酒を、道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」で販売する。昨年に続く取り組みで、コロナ禍で落ち込む日本酒の消費拡大と村産酒米のPRを図る。
未就園児親子リフレッシュ 池田ポレポレ塾で運動会

 未就園児と保護者を対象にした池田町公民館の家庭教育学級「ポレポレ塾」の運動会が17日、町交流センターかえでで行われた。13組の親子が参加し、親子で触れ合いながら、のびのびと体を動かした。趣向を凝らした3種目が行われ、スタッフ手作りの心温まる運動会となり、母と子の笑顔が広がった。
稲穂手刈り豊作の喜び 大町 八坂美麻・山村留学生が体験

 大町市の山村留学センター八坂美麻学園の学園生が20日、学園近くの5eの広さの棚田で昔ながらの手刈りによる稲刈りを体験した。ずっしりとした重みの稲穂に豊作の喜びを感じながら、昔ながらの米作りの大変さに思いをはせた。学園では毎年、田起こし、代かき、田植えから収穫まで、機械に頼らない米作りを行っている。
木舟城案内看板を準備 大町 研究会が設置とコース調査

 大町市の「木舟城研究会」(高橋博久会長)は12日、県内最大級の山城と言われる「北城・南城(通称・木舟城)」の、案内看板設置作業とコース調査を実施した。看板設置は2回目。今回は八坂相川地区から始まる「北城」を構成する「主郭」や「城の平」に取り付けて経路を示し、訪れる人を迎え入れる準備を整えた。
市街地ルート帯3案説明 松糸道 評価項目は住民意見反映へ

 県大町建設事務所は22日から、地域高規格道路松本糸魚川連絡道路大町市街地区間について、西ルート帯における幅の細いルート帯に関する住民説明会を始めた。初日の常盤公民館には、約40人の市民が来場。A?Cの3つのルート帯案や今後の評価項目の案について、行政側の説明を聞いた。
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