2021年10月13日(水)付

鉄拳さん(信濃大町観光大使)芸術祭鑑賞 インスタ発信で誘客協

 大町市出身のお笑い芸人でパラパラ漫画家の鉄拳さん(49)が12日、市内で開催中の北アルプス国際芸術祭を視察した。「信濃大町観光大使」として誘客に協力しようと、アーティストの感性を生かして、芸術作品やふるさとの魅力をSNSで発信する。
 鉄拳さんはトレードマークのメイクと衣装に加え、ひたいに「ARTFESTIVAL」の文字を描いてアートサイトに登場。市役所職員の案内で芸術作品約20点をまわり、見学の様子を写真に撮影、自身のインスタグラムで紹介する。
展望エリアで大自然満喫 岩岳 「白馬ヒトトキノモリ」開業へ

 白馬村の岩岳リゾートが運営する白馬岩岳マウンテンリゾートに今月下旬、大自然を五感で味わえる展望エリア「白馬ヒトトキノモリ」が開業する。エリア内に、県内初出店のティーラテとスコーン専門店「CHAVATYHAKUBA(チャバティ白馬)」をオープン。これまでウインターシーズンのみ運行していた「5線サウスリフト」を稼働。マウンテンバイクの新コースをオープンするなど紅葉シーズンに向けて準備を進めている。
 チャバティ白馬は、「CHAVATYR&C」(本社=東京都)が手掛ける5店舗目で、茶葉本来の良さや製法にこだわり、オリジナルメニューなども提供する。
「安曇節」に風景や時代反映 作詞公募 優秀10句披露後世へ

 松川村を発祥とする民謡「安曇節」の歌詞を創作し、後世に残していこうと、同村と池田町、安曇野市の有志でつくる安曇節作詞実行委員会(佐伯治海代表世話人)が公募した歌詞の優秀句が9日、同市の穂高神社で披露された。応募のあった235句から、安曇平の風景や時代を反映した歌詞など10句を優秀作品として発表した。
 安曇節は、同村板取の医師・榛葉太生(1883〜1962年)を中心に地域の同好者らが創った。募集した歌詞は七・七・七・五で、正調安曇節で歌われた。歌い手は、同村の「有明山語の会」の会員らが務め、神聖な境内に歌声を響かせていた。
花とハーブの魅力再発見 池田町 公民館トレーナー認定へ講座

 池田町公民館は2日、新池田学問所の連続講座「花とハーブ暮らし塾」を町交流センターかえでで開講した。町のハーバルヘルスケアトレーナーを講師に、池田の自然や植物に触れながら、花とハーブの魅力を再発見した。
 初級ガイダンスでは、「花とハーブの里づくり」の歴史、ハーバルヘルスツーリズムのコンセプトやケアトレーナーの役割などについて学んだ。
マレットで親睦 健康増進 大町平公民館 2年ぶりの大会に38人 

 大町市の平公民館は10日、平地区マレットゴルフ大会を金山神社内の借馬マレットゴルフ場で開催した。38人が参加し、日頃の練習の成果を存分に発揮するとともに、プレーを通じて地域の親睦を深めた。
 神社の静けさの中、参加者は快音を響かせていた。久しぶりの地区の大会に、張り切ってプレーに打ち込む参加者。1ホール目でいきなりホールインワンを出す参加者もいるなど大会は盛り上がった。
遭難者悼み山の安全祈願 細野諏訪神社で白馬連峰慰霊祭

 白馬村八方の細野諏訪神社で10日、白馬連峰遭難者慰霊祭が執り行われた。遺族や関係者など約35人が参列し、山で命を落とした魂が安らかに眠るようにと冥福を祈るとともに、安全登山に願いを込めた。
 白馬連峰では昨年8月1日から今年7月31日までに2人が亡くなった。昭和40年に建てられた同神社境内の慰霊塔には、2人を含む442柱が祭られている。
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