2021年10月30日付

2021年10月30日(土)付

ライチョウ自然繁殖成功　大町山博　23年ぶり　親鳥の育雛順調

　日本ライチョウの自然繁殖に取り組む市立大町山岳博物館は29日、7月15日に生まれた1羽のひなについて、巣立ち・自立時期（ふ化後3カ月）まで親鳥によって成長させることに成功したと発表した。自然抱卵・ふ化・育雛いくすうの一連の自然繁殖成功は、山博として23年ぶりとなる。

高齢者の居場所づくりに　白馬で「まちの縁側講座」

　白馬村で28日、人や活動、地域をゆるやかにつなげる活動「まちの縁側」を高齢者の居場所づくりにつなげるための「まちの縁側講座in 白馬村」が開かれた。村内を中心に大北地域の住民約30人が参加。まち歩きを楽しみながら地域を再発見し、つながりを深めた。

地域の力作ずらり860点　「池田町みんなの文化祭　」かえでであすまで展示

　第12回「池田町みんなの文化祭」の展示発表が31日まで、町交流センターかえでで開かれている。初日の29日から大勢が来場し、身近な人たちの多彩な作品を鑑賞しながら、芸術文化に触れていた。45の個人・団体が出品し、手芸や絵画、書、生け花など合わせて約860点を展示している。地元の保育園児や小中学校、養護学校、工業高校の児童生徒、福祉施設の利用者たちの力作もずらりと並び、会場をにぎやかに飾っている。

菊花展に鮮やか235点　大町　審査会　3日まで展示

　大町市と市教育委員会が主催する伝統の菊花展の作品審査が29日、市文化会館で行われた。今年は、大町市秋香会会員や大町公民館で行われた「菊づくり講座」参加者から235点の応募があった。表彰式は市文化祭初日の31日に行われ、31日と11月2日、3日に文化会館正面入り口前の駐車場で作品を展示する。

「台湾」文化や美食　魅力体感　白馬五竜で初のフェス

　白馬村のエイブル白馬五竜を会場に23日、初企画の「台湾フェス」が開かれた。近隣の飲食店を招いた台湾グルメや台湾の書道といった、台湾の文化や美食の魅力が体感できる催しを実施。多数の来場があり、海外旅行がままならないコロナ禍の昨今、海外旅行気分を味わいながら台湾への興味関心を深めた。

親子で稲刈り　収穫の喜　びコープながの　大町の水田で体験イベント

　生活協同組合コープながのは23日、稲刈り体験イベント「田んぼのがっこう」を大町市平西原にある市花き協会の水田で開いた。長野市や安曇野市など県内から親子ら6家族約20人が参加し、稲刈りや飯ごう炊さんなどを体験。農業の大切さや収穫の喜びを味わった。

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