2021年11月7日(日)付

おたんじょ桜に成長願う 大町 市内小学1年生が植樹

 大町市の「おたんじょ桜の里づくり実行委員会」は6日、本年度の記念植樹会を同市平の高瀬渓谷緑地公園で行った。市内小学校6校の1学年9クラスにちなんで、市木のオオヤマザクラ9本を植え、子どもたちの健やかな成長を願った。
 植樹会には児童や保護者、市職員、市議会議員など約130人が参加し、1年生の年齢と同じ樹齢6〜7年のサクラを植樹。児童が小さな体で一生懸命に土を運び、「おおきくなあれ」と声を上げていた。
「人材づくり」継承し100年 池工で節目祝う記念式典

 池田町の池田工業高校(清水史明校長)で6日、創立100周年記念式典(記念事業実行委員会主催)が開かれた。新型コロナ感染症対策として会場の出席者を制限、生徒は教室でリモート参加して、約1万4000人の卒業生を輩出した同校の節目を祝った。
 同校は創立当初からの校風「郷土とともに生きる人材づくり」を継承、多くの卒業生が地元の企業などで活躍、地域の産業発展に貢献してきた。校訓には「養気」を掲げる。式典では100周年記念表彰も行われ、式典に続いて記念講演会が開催された。
車いすでハンドボール挑戦 白馬の振興協会 パラスポーツ触れる体験会

 パラスポーツに理解を深めてもらおうと、白馬村の一般社団法人白馬スポーツ・自然振興協会(国本祥治理事長)は10月31日、パラスポーツの体験学習会を、神城の飯田区体育館で開いた。白馬高校生や長野大学生など約40人が参加し、競技用車いすに乗りハンドボールなどに挑戦。同じルールの下で健常者と障がい者が一緒に楽しめるパラスポーツの奥深さに触れた。
 車いすに初めて乗る参加者もいて、乗り方や操作方法などを学び、競技に挑戦。ボッチャやハンドボールなど体験し、試合も実践した。
昔ながら大豆の脱穀「大変」 松川小3年生 食育で体験

 松川村の松川小学校3年生82人は10月29日、児童らが栽培に関わった大豆「すずほまれ」の脱穀作業を行った。秋晴れの下、村営農支援センターの企画推進員・栗林浩さんから指導を受け、昔ながらの脱穀作業を体験した。 村農業委員会と同センターが主導する食育活動の一環で、村農村リーダー会も協力した。
 子どもたちは「大変」といいながらも、協力して和気あいあいと作業に取り組んだ。
芸術祭巡り謎解き 若者親睦 北アasobiプロジェクト イベントで結婚支援

 北アルプス連携自立圏と、大北5市町村や県などの若手職員でつくる「北アルプスasobiプロジェクト」は10月30日、大町市で開催中の北アルプス国際芸術祭を巡り、隠された謎を解く「気軽に大北謎解き散歩」を開催した。若者交流と結婚支援イベントとして開き、男性10人、女性12人が参加。グループに分かれ、協力して謎を解き親睦を深めた。
探究・対話で深い学び 大町美麻小中 「市民科」の成果発表

 大町市の美麻小中学校(山岸澄雄校長)で10月29日、総合的な学習の時間「美麻市民科いちみんか」のまとめの会が開かれた。7年生(中学1年生)以上の34人が、1年間で取り組んできた総合的な学習の成果を発表した。
 今年中学生たちが取り組んだのは、昨年の卒業生らが作った「美麻カルタ」を活用した宝探しゲームの企画や、空き家の活用、美麻の特産からご飯のおとも≠探った班などがあった。
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