2021年11月11日(木)付

仁科氏しのび功績たたえる 大町の霊松寺 盛遠没後800年記念法要

 大町市一帯を治めた鎌倉時代の武将・仁科盛遠の菩提寺として知られる、市内山田町の霊松寺(伊東泰顕住職)で10日、盛遠の没後800年を記念した法要が営まれた。仁科氏ゆかり寺社関係者や地域住民など約10人が参列し、盛遠を供養して功績をたたえた。
 法要は盛遠を祭神としてまつる仁科神社(平森城址)の800年記念事業準備委員会が宗派の枠を超えて節目を祝おうと提案。伊東住職が経を唱え、参列者が手を合わせて盛遠の冥福を祈った。
人権の大切さ児童に伝え 擁護委員協 小谷小で教室 感謝状贈呈も

 人権週間に合わせ、小谷村の小谷小学校で9日、大町人権擁護委員協議会(白澤俊之会長)による人権教室と「人権の花」感謝状贈呈式が行われた。子どもたちが大事に育てた花づくりの取り組みに感謝し、人権の大切さを児童に伝えた。
 人権教室は3年生の教室で行われ、大北地域の人権擁護委員11人がスライドでのデジタル紙芝居を披露。森の動物たちのところに病気の脅威が押し寄せ、セキをしただけのキツネを「コロナだ、あっちいけ」と排除するなど、身近な差別を問う物語。児童は感想を話し合い、差別やいじめのない社会づくりを考えた。
災害時アウトドア用品活用 白馬 防災減災学ぶセミナー

 白馬村のスノーピーク白馬イベントエリアで3日、第2弾「白馬で知る・学ぶ『いま』の防災減災」が開かれた。昨年度実施された企画「防災減災についての情報をアップデートしよう!」の第2弾。信州大学によるセミナーと、SnowPeakGOとの連携による自転車フィールドワークを行った。セミナーには同店を訪れていた買い物客らも多数参加、防災減災への関心の高さを示した。
 セミナーではスノーピーク白馬が、災害時に活用できるキャンプ用品やアウトドアギアの紹介も行った。
孫の姿に目を細め 松川北保 2年ぶり祖父母参観

 松川村の認定こども園・松川北保育園(榛葉啓子園長、園児118人)で5日、2年ぶりの祖父母参観が行われた。この機会を楽しみにしていた多くの祖父母らが訪れ、園で活動する孫の姿を終始目を細めて見ていた。
 園児らは、コロナ禍で運動会を見る機会のなかった祖父母のために、かけっこやリズムなどの種目を運動会さながらに披露した。
甘くおいしく焼けました 八坂小 やきいも会 ゲームも満喫

 大町市の八坂小学校で2日、「やきいも集会」が開かれた。自分たちが育て10月に収穫したサツマイモを使ってたき火で焼き芋にし、豊作に感謝しながら秋の味覚を堪能した。
 校庭の一角にわらなどを燃やしておき火を作り、ホイルで包んだサツマイモを投入。輪になって点火を見守った。食べ頃になるまでの待ち時間は、リーダー委員会が考案したレクリエーションを体験した。
新展望エリア「ヒトトキノモリ」 白馬岩岳 14日までプレオープン

 白馬村北城の「白馬岩岳マウンテンリゾート」に新展望エリア「白馬ヒトトキノモリ」がオープンした。今年は14日までの期間限定で、紅葉とともに、スコーンなどの専門店や「白馬岩岳MTB PARK」の新コースや「マウンテンカート」を楽しむことができる。本格オープンは来年4月の大型連休を予定している。
 ヒトトキノモリエリアは、これまで冬季のみ運行していた「5線サウスリフト」乗り場一帯にオープン。リフト乗り場前に新規オープンした、ティーラテや焼きたてスコーンを楽しめる専門店「CHAVATY HAKUBA(チャバティハクバ)」(午前9時〜午後4時)は、県内初出店。
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