2021年11月12日(金)付

アカマツ伐倒 積み木作り 大町 美麻小中生が木育♀w習

 大町市美麻小中学校(山岸澄雄校長)では木育≠フ一環として、自分たちで木を切り出し、丸ごと使いきる森林学習「お山の学校」に取り組んでいる。毎年4年生を対象に行う授業で4年目。今年は、校庭周辺の整備を兼ねて1本のアカマツを切り倒し、積み木を作った。
 総合学習の授業を充てて、森を知り、実際に木を切り倒して、その木を使って工作するなど、数日に分けて行う。今年は2日間の日程で、森の散策と各自1種類の樹木について調べ学習をし、積み木作りに取り組んだ。
SDGs国際感覚で議論 白馬中でフォーラム 生徒と村の外国人座談会

 白馬村の白馬中学校で11日、「SDGs国際フォーラム」が行われた。国際フォーラムは昨年に引き続いての開催で、今年は同校が継続的に取り組んでいるテーマである持続可能な開発目標「SDGs」がメイン。全校生徒がシンポジウムや、白馬を選び移り住んだ村内在住外国人から直接話を聞く座談会を通じて、地域の魅力や自然豊かな白馬村の環境保全などを考えた。
 2、3年生を対象に行われた座談会では、15人ほどの外国籍住民が講師となり、グループごとに英会話で交流を図った。
スキー客来訪前に防災 小谷 栂池高原観光協会が訓練

 小谷村の栂池高原観光協会(栗田浩史協会長)は3日、防災訓練を栂池中央駐車場で開いた。多くのスキー客が訪れる冬シーズンを前に各施設の防災意識を高め、歓迎の準備を整えた。
 協会員81軒のうち、約70軒から80人が参加。地元の村消防団第1分団の指導を受け、消火栓からホースを引いての放水訓練や、消火器の使い方の練習などを実施した。
90歳 菊づくりで健康に 池田一丁目飯島さん 「子どもを育てるよう」

 池田町一丁目の県道51号沿い、池田工業高校北側にあるガレージの軒下で、所狭しと咲く菊の花。飯島秀逸さん(90)が毎年手塩に掛けて育てている菊が、今年も大きく花開いた。黄色や紫、白と色とりどりの花は、通行する車や歩行者の目を楽しませている。「趣味でやっているだけ。きれいに咲いている花を見てくれたら良い」と目を細める。
 菊づくりは「元気の秘訣」。1年を通して手がかかるが、「子どもを育てるようにやっている。毎年成長していくのがうれしい」と楽しんでいる。
税申告「e-Tax」で便利に 大町税務署と税関係団体 「考える週間」池田でPR

 「税を考える週間」初日の11日、大町税務署と税に関わる7団体でつくる大北地区税務関係団体連絡協議会は、国税電子申告・納税システム「e―Tax」を利用した確定申告のPRとして、池田町のツルヤ池田店で広報活動を実施した。不織布マスクを同封したチラシを利用客に配布し、パソコンやスマートフォンからできる確定申告の利便性をアピールした。
 大町税務署の伊藤信一署長は「家にいながら申告ができるe―Taxを活用してほしい」とPRした。週間を通じて「税金がどのように集められ、使われているかみなさんに意識してもらえれば」と話した。
園児 働く人に感謝届ける 大町 りんどう幼稚園 各所訪問

 「勤労感謝の日」(11月23日)に向けて、大町市のりんどう幼稚園の園児が、手作りのカレンダーとシクラメンの鉢植えを市内の事業所や公共施設などに贈っている。年長児21人が11カ所を訪問し、働く人たちに感謝の気持ちを届けている。
 大糸タイムス社には11日、園児2人が教諭の大澤亜紀さんとともに訪問。海中を泳ぐクラゲやヒトデを描いた版画のカレンダーを水久保節社長に手渡した。
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