2021年11月18日(木)付

大町の宝「探水隊」 12月19日まで 名所巡る謎解きで誘客

 大町市で12月19日まで、地域の自然や文化を題材にした謎解きイベント「川の巫女ミズキと北アルプス探水隊」が開催されている。市内の名所を巡りながら問題を解き、隠された「宝箱」を探し出す。正解者の中から抽選で市内レジャー施設のアクティビティやホテルの宿泊券などが当たる。
 参加はホームページか、JR信濃大町駅構内の市観光協会で、地図と問題を入手。市街地コースか広域コースを選んで謎解きに挑戦する。問題に隠された市内の史跡や観光名所でヒントを見つけ、ゴールを目指す。
被災の記録 未来へつなぐ 神城断層地震から7年 白馬村・小谷村 アーカイブ展26日まで

 2014年11月22日に白馬村・小谷村・大町市美麻などに大きな被害をもたらした神城断層地震から間もなく7年。白馬村と小谷村の両村役場で17日から、「災害アーカイブ展」が始まった。災害を乗り越えてきた記録を未来につなぐための今の取り組みが展示されている。26日まで。
 白馬村では、ガイド養成講座の受講生や村文化財保護委員などが取り組む公民館講座「白馬アーカイブサポーターズ」の企画したツアーの概要版を展示。小谷村では、災害時に避難所などで第一に課題となるトイレ問題に着目。村で管理する簡易トイレや、信州大学廣内研究室とLIXILと共同研究している少ない水で流せるレジリエンストイレのパネルを展示した。
民謡歌い映像に 福祉施設へ 松川「クラブ」が気持ち込め収録

 新型コロナウイルスの影響で社会福祉施設などへの訪問が制限される中、松川村の「民謡クラブ」(草間良子代表)は11日、発表を施設利用者らに見てもらおうと、施設に配るDVDの映像を収録した。「利用者の皆さんに楽しんでほしい」と気持ちを込め、民謡を4曲歌いあげた。
 DVDの制作は、村内の芸能サークルでつくる「芸能ボランティア一座」が、施設での公演ができない中で発表を映像で届け、利用者に元気になってもらおうと計画。民謡クラブを含め、これまで所属する5団体が映像を収録した。
ボッチャ 楽しさ体験 大かえで倶楽部 町社協とスポーツ交流

 池田町総合福祉センターやすらぎの郷で9日、地域スポーツクラブ大かえで倶楽部と、障がい者の活動を支援する町社会福祉協議会「くわの木」とのボッチャ体験交流会が開かれた。倶楽部関係者やくわの木利用者ら約20人が参加し、誰でもできるボッチャを通じて交流。楽しく体を動かし、親睦を深めた。
 くわの木の利用者は「コロナでこういった交流がなかった分、今日は楽しかった」と喜び、勝っても負けても楽しいボッチャを体験した。
コロナ禍 イルミで元気を 大町八坂 赤土ポケットパークで点灯

 大町市八坂の「上篭郷土文化を発展させる会」(伊藤悦男会長)は今月から、国道19号と県道舟場矢下線との交差点にある、赤土ポケットパークで恒例のイルミネーションを点灯している。関係者は「コロナ禍の中、地域住民やドライバーに少しでも元気と癒やしになれば」と話している。
 イルミネーションは地域活性化のため取り組んでいる事業。例年は点灯期間を11月中旬としていたが、今年は市内で北アルプス国際芸術祭が開催されていることから、広く楽しんでもらおうと点灯期間を早めた。
市内園児 成長の節目祝う 大町 仁科神社で「七五三祝祭」

 大町市平木崎の仁科神社(羽田浩一宮司)は15日、平地区のりんどう幼稚園としらかば保育園の年長児を招き、恒例の「七五三祝祭」を行った。子どもたちの健やかな成長や無病息災を祈願し、成長の節目を祝った。
 新型コロナウイルス感染防止のため、神事は社殿前で行った。園児らはおはらいを受けて神妙な面持ちで祝詞に耳を傾けた。各園の代表が玉串をささげて一緒に参拝した。
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