2021年11月24日(水)付

西小・桜並木 後世に残そう 大町 150周年事業 CFで植え替え

 大町市の大町西小学校が創立150周年を迎える来年に向けて、記念事業実行委員会は22日、理事会を同校で開き、事業内容を決めた。学校のシンボルとして親しまれる桜並木を後世に残そうと、衰弱した木を植え替える。クラウドファンディング(CF)や寄付で事業費を募り、返礼品として伐採木から切り出したコースターをプレゼントする。
 市民だけでなく、県外在住の卒業生など地元ゆかりの人に広く節目を周知しようとCFを導入する。来年度から市民からの寄付と合わせて募集を開始し、100万円を目標額に事業費を集める。来年11月の定植を予定している。
大町にモータースポーツ拠点 県内初 タジマモーター直営店開業

 モータースポーツ事業や電気自動車(EV)開発などを手掛けるタジマモーターコーポレーション(東京都)の全国9番目、県内初となる直営店「モンスター信州大町」が23日、大町市の大町北小学校近く県道沿いで本格的に開業した。スズキを中心としたスポーツタイプ車両のカスタムショップで、タジマモーターブランド「モンスタースポーツ」に触れることができる。同社が製造するEVも扱い、環境に配慮した持続可能なまちづくりを踏まえた車遊びを発信する。
 タジマモーターと大町は、市内で町おこしに取り組む会社「フリーフロート」(屋田翔太社長)を通じて、つながった。
被災地巡り地域の魅力知る 神城断層地震から7年 アーカイブ報告会

 2014年に大北地域北部に大きな被害をもたらした神城断層地震から7年の22日、白馬村、小谷村、信州大学は地震7周年報告会を白馬村ふれあいセンターで開いた。被災と復興の記録を残すアーカイブを活用した学校や公民館活動が報告され、震災の経験をいかに受け継ぎ伝えていくかを考えた。
 ガイド養成講座や文化財保護委員などが参加する白馬村公民館のアーカイブサポーターズ養成講座の受講生は、アーカイブを活用して考案した白馬駅から蕨平〜姫川〜大出を巡る3時間のツアーコースを発表した。
軽快なサウンド楽しむ 松川でオールディーズコンサート

 松川村の軽音楽を楽しむ会は21日、松川や安曇野などを拠点に活動するオールディーズバンド「SilverBacks」による「オールディーズコンサート」を村生涯学習センターグリーンワークまつかわで開いた。100人近くが来場し、軽快なオールディーズのサウンドに酔いしれた。
 来場者は、心地よいサウンドに体を揺らしたり、フロアで思い思いにステップを踏むなどして、音楽に身を委ねていた。
住民ができる防災学ぶ 池田町4丁目 訓練や資器材点検

 池田町4丁目自主防災会は14日、会員の訓練や防災資器材の点検などを行った。さまざまな災害が発生した場合に備え、自助や共助など住民ができる防災の力を高めた。
 4丁目ふれあいセンターで行われた応急手当講習会は、コロナ感染防止対策として、救出・救護部員や役員ら代表者が分散して参加。北アルプス広域南部消防署の署員から、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法などを学んだ。
スキー場 安全と降雪願う 白馬 八方ジャンプ場で合同開き

 スキー場オープン時期を前に、白馬村合同スキー場開きが23日、八方の白馬ジャンプ場で行われた。冬型の気圧配置により待望の雪が降る中、今シーズンの新型コロナウイルス感染防止を含めた安全祈願とスキー場の潤沢な降雪を願った。
 式には、観光や索道関係者約30人が出席し、神事が行われた。
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