2021年12月１日付

2021年12月１日(木)付

産科医着任分娩再開へ光　大町病院　住民アンケート希望7割

　市立大町総合病院に11月、これまで不在だった常勤の産婦人科医が着任し、休止していた分娩ぶんべんを再開する可能性が出てきた。牛越徹市長は、11月30日に開会した市議会12月定例会開会のあいさつで、病院が実施した大北地域住民へのアンケートで産科の再開を希望する声が7割を超えることにも触れ、「今後の分娩再開に向けた所要の準備を進めていきたい」と述べた。

おすすめ本　地域に紹介　大町「森の休息」内カフェで4日まで　一中2年生ＰＯＰを手作り

　大町市の大町第一中学校(木下正道校長)の2年生が、下仲町の「ホッと一息…森の休息」内カフェキッチンカーで、読んでもらいたい書籍に手作りの紹介ＰＯＰを付けて展示している。「地域に広げたい、お気に入りの本」と題した取り組みで、70冊以上の本が読書欲をそそるＰＯＰとともにカフェを彩っている。

朝日にきらきら「霧氷」

　冷え込みが強まった11月30日朝、白馬村内各地で、樹木に付着した水分が氷結してできる「霧氷」（＝写真）が見られた。神城の姫川近くでは桜並木が白く染まり、青空と白馬三山を背景にきらきらと太陽の光を浴びていた。

山荘に絵画『剱岳』寄贈へ　登山家･画家平本さん制作　爺ケ岳登頂200回記念

　北アルプス爺ケ岳への登頂200回を来年に控える、登山家・山岳画家の平本研一さん＝池田町滝沢＝が描いた絵画『剱岳』が、北アルプス展望美術館で開催中の「北アルプスの里コネクト展」で展示されている。メモリアル登頂時に、爺ケ岳の種池山荘に寄贈する予定だ。南峰から望む雄大な剱岳と立山を描いている。

無事故とにぎわい祈願　大町　鹿島槍スキー場18日オープン

　大町市の鹿島槍スキー場で11月30日、今シーズンの営業開始を控え安全祈願祭が開かれた。スタッフや地域住民、観光関係者など約40人が出席し、期間中の無事故とにぎわいを願った。スキー場は12月18日のオープンを予定している。

大町産リンゴ配り感謝　アルペンルートシーズン終了

　北アルプスを貫き長野県と富山県を結ぶ山岳観光路「立山黒部アルペンルート」が11月30日、今シーズンの営業を終了した。長野側の玄関口・大町市の扇沢駅では、市プロモーション委員会が観光客への感謝を込めて地元産のリンゴを配った。

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