2021年12月4日(土)付

木舟城の案内看板消失 大町市社「研究会」設置の3基 目撃情報求む

 大町市社地区の山中にかつてあった「木舟城(北城・南城)」を核にまちづくりに取り組む市民団体「木舟城研究会」(橋博久会長)が、城跡周辺に複数設置した木製の案内看板のうち3基が消失した。研究会は、何者かが持ち去った可能性も含め大町署に被害届けを提出。「こんなことが起こるとは予想もしていなかった」と驚きを隠せず、目撃情報を求めている。
 近隣住民から12月1日、山下集落の市道沿いに掲げた看板がなくなっているとの情報が研究会に寄せられた。会員たちは周辺を確認したところ、看板20基のうち、縦30×横90aの「北城・南城(木舟城)登城口」、縦18×横60aの「南城登城口」「北城登城口」と記された3基が消失したことを確認した。
3世代で正月飾り作り 大町地区社協・老ク連 はなのき保で親睦

 大町市若宮町のはなのき保育園(中條きよみ園長)で2日、「3世代わら細工交流会」が開かれた。市老人クラブ連合会わら工芸部の8人が指導にあたり、年長児2クラス33人と正月飾り作りで交流した。
 文化伝承と世代間交流を目的に、大町地区社会福祉協議会(伊東正明会長)が地区内の保育所を巡回して開く恒例の行事。わら細工で正月飾りの「オヤス」を作り、会員らが作った「シャモジ」と合わせて1人1組を完成させた。
介護の仕事 体験で学ぶ 県保健福祉事務所 白馬高2年生に講座

 県大町保健福祉事務所は11月24日と12月1日、高校生が介護の仕事について学ぶ講座を白馬村の白馬高校で開いた。進路を考える普通科・国際観光科の2年生約50人が、高齢者などを助ける介護の大切さに理解を深めた。
 初日は松本短期大学介護福祉学科の合津千香教授と武井浩子講師が講師を務め、高齢者疑似体験や手話体験を教えた。2日目は、同校卒業生で村内の白馬メディアに勤める大日向萌華さんが、介護老人保健施設の仕事ややりがいを紹介。同学科長の丸山順子教授は介護技術について教えた。
子ども用お下がり£供 小谷 未就園児保護者 無料フリマ

 小谷村の未就園児の保護者らでつくる「おさんぽ会」は3日、子ども用の古着やおもちゃを共有する無料フリマ「おさがり会」を同村土谷地区中通基幹センターで開いた。有人での開催は久しぶり。幼い子どもを育てる世代が交流しながら、これからの季節に役立つ冬物の子ども服などを選んでいた。
拠点節目にタオル 福祉ゾーン20周年 松川村社協が関係者に配布

 松川村のゆうあい館と松香荘を中心とした「福祉ゾーン」の誕生20周年を記念し、村と村社会福祉協議会は、利用者やボランティアなど関係者に配布する記念タオルを作成した。約600枚用意し、11月中旬から配り始めている。日常生活で使うタオルに「もらってうれしい」と好評だ。
行革ニュースレター製作 池田町 委員会が町民向け配布

 悪化した池田町の財政状況改善について検討する行財政改革推進委員会(会長=山沖義和・信州大学経法学部長)は、財政問題に関心を深めてもらおうと、町民向けのニュースレターを製作した。町財政の現状や今後の見通し、答申のポイントなどを解説する。3日に開いた会合で内容を精査。8日に自治会を通じて配布する。
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