2021年12月5日(日)付

西小の桜でコースター制作 大町 150周年事業 寄付への返礼に

 来年、創立150周年を迎える大町市の大町西小学校(中原敏校長)で、記念事業に向けた活動が始まった。記念事業実行委員会に協力する、同校PTA役員やOBなどでつくる「大町西小桜の木を守る会」は4日、衰弱した木の伐採と若木の定植に取り組んだ。学校のシンボルで地域に親しまれる桜並木を後世に残す記念事業の考えに賛同した寄付者への返礼品や在校生の記念品とする伐採木のコースター制作をスタートさせた。
発表や講演 市民活動知る 大町 文化会館でフォーラム

 大町市の「ぼくらの市民活動フォーラム」が4日、市文化会館で開かれた。市民団体の活動発表や、住民活動の重要性を学ぶ講演などが行われ、来場した住民ら100人以上がそれぞれの活動を学びながら、地域活性に必要不可欠な住民活動に理解を深めた。
 市民活動団体による発表では、3団体が登壇。会場では、20団体によるマルシェも行われ、活動の展示発表や飲食物販売などもあった。
「好き」を職業に夢追って 白馬南小PTA講演 ゲーム制作・小澤さん

 白馬村の白馬南小学校で11月25日、PTA講演会が行われた。講師は大手ゲーム制作会社で活躍する小澤至論みちのりさん(48)。未だ存在しない新たな職業に就くかもしれない4?6年生の児童や保護者に、「好き」を仕事にする素晴らしさと厳しさについて伝えた。
 小澤さんはバンダイナムコスタジオ所属で、クリエイターを統括し一つの作品を作り上げる制作プロデューサーを務める。対戦型格闘ゲーム「ソウルキャリバー」シリーズなどを手掛ける一方、ゲーム制作を紹介するキャリア教育として、高校や専門学校などで講演活動に取り組んでいる。
水車小屋のかやぶき修繕 大町 美麻小中3年生が見学・体験

 大町市美麻新行の水車小屋で3日、美麻小中学校(山岸澄雄校長)の3年生9人が、かやぶき屋根のふき替え作業を見学した。老朽化にともなう5カ年計画での修繕が始まったばかりの現場で、小さな竪穴式建築様の屋根をふくなどの作業を体験した。
 3年生は今年、総合的な学習の一環として、学校近くの山で、自然素材を使った小屋づくりに取り組んでいる。
コロナ禍 歯と口の健康守る 大北学校保健会 合同研修 三四六さんも登場

 大町市の北安曇教育会館で1日、大北学校保健会保健主事・養護教諭合同研修会が開かれた。管内の関係者30人余りが参加。大北歯科医師会の佐藤悟専務理事が「コロナ禍における歯と口の健康」をテーマに講演。ウィズコロナ時代の今こそ、子どもたちの健やかな成長につなげる口腔衛生の重要性と、望まれる日常的ケアの在り方について理解を深め、情報を共有した。
 講演では口腔内の健康と健康寿命延伸を啓発する「県民健口大使」を務めるタレントの松山三四六さんがサプライズゲストとして登場した。
15店の味求め長蛇の列 松川村商工会 テイクアウトマルシェ第3弾

 松川村商工会の第3弾テイクアウトマルシェが4日、村内商業施設パラオ内特設会場で開かれた。村内の飲食店・菓子店の弁当や惣菜、スイーツを買い求め長蛇の列ができた。電化製品などクリスマスプレゼントが当たる抽選会も合わせて実施されるなど盛り上がった。
 前回同様、飲食店と菓子店15店舗のブースが並んだ。来場者たちはお目当ての商品を探し購入していった。
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