2021年12月12日(日)付

餅つき楽しみお正月気分 大町 囲碁村教室生徒など体験

 大町市のアルプス囲碁村推進協議会は11日、餅つき大会を東町のアルプス囲碁村会館で開いた。こども囲碁教室と入門講座の生徒約30人と保護者、日本棋院大町支部の指導者らが参加し、お正月の伝統行事を体験。臼ときねで餅をつき、あんこときな粉で味付けされたつきたての餅を、口いっぱいに頬張り「おいしい」と喜んでいた。
 餅つきの後には「こどもと大人の囲碁入門講座」の第3期入門式があった。
ほ場のあぜ保護シート撤去 白馬 劣化・飛散問題 協働で作業

 県北アルプス地域振興局が白馬村で進めている県営北城南部地区のほ場整備工事で、県があぜの保護のために設置したシートが劣化・飛散した問題で、県や村、関係者などは9日までに、シートの撤去作業を終えた。
 作業は稲刈り終了後の11月11日から7日間をかけて行われ、県や村、地権者等でつくるほ場整備実行委員会、環境保護を求める住民団体など延べ230人が参加。埋まったシートを撤去した。
高校生が描いた「原爆の絵」 松川 新日本婦人の会が戦争展

 松川村新日本婦人の会は14日まで、「平和のための戦争展―2021」を、村すずの音ホールのギャラリーで開いている。広島の被爆体験者の証言をもとに、地元の高校生たちが描いた「原爆の絵」35点を展示している。
 「原爆の絵」は、原爆被害の実相を後世に継承するため、広島市立基町高校で美術を学ぶ高校生との共同プロジェクトで、広島平和記念資料館の主催で平成19(2007)年から始まった。被爆体験者から聞き取った話をもとに、生徒たちが筆をとり、被爆時の惨状をリアルに絵で表現した。
苔玉作りで地域交流 JA大北 平支所で講習会

 大町市のJA大北平支所(高山修一支所長)は3日、同支所で「苔玉作り講習会」を開いた。支所管内の組合員や利用者らが多数参加して、思い思いの苔玉作りを楽しんだ。
 同支所では女性職員らが製作した苔玉を窓口に飾り、その美しさが訪れる人の評判となっていた。「自分たちもやってみたい」という声が大きかったことから、JAが支所を拠点として地域貢献のために行っている「1支所1協同活動」の一環として講習会を企画した。
オオモミジ遺し地域の名所に 山口真保呂さん 大町市平西海ノ口の森林整備

 大町市平西海ノ口の山林では、所有者と森林の伐採を手掛ける「安曇野森林づくり企画」代表の山口真保呂さんが、住民の移転や高齢化により、森林の手入れが困難になっていた荒廃が進む山林の整備に取り組んでいる。整備を進める中で、樹形の素晴らしいオオモミジを発見。木崎湖が見える景観も美しい場所にあることから、次の世代に末永く愛される地域の新たな名所をつくろうと、意欲を高めている。
「寅」黒板アートでお出迎え 安曇野市出身・錦鯉野アキコさん 国営公園にえとの巨大絵

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で11日、来年の干支えと「寅」を描いた黒板アートが完成した。おめでたい干支を描いた大きな絵≠ェ来場者の目を引いている。園では「写真を撮って年賀状にどうぞ」と呼び掛けている。
 安曇野市出身で県内を中心に活躍する新進アーティスト・錦鯉野アキコさん(46)が制作。幅5・4b、高さ1・8bの巨大な黒板に、勇ましい5匹の大トラとかわいい1匹の子トラを描き上げた。画材はオイルパステルで、7日から5日間かけて完成した。
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