2021年12月21日(火)付

威勢良い演奏でバチ納め 大町流鏑馬太鼓 2年ぶり一般公開

 大町市の大町流鏑馬太鼓は19日、今年最後の「バチ納め演奏会」をサン・アルプス大町で開いた。大人連と子供連のメンバー20人が、2年ぶりとなる一般公開のステージで威勢の良い演奏を繰り広げ、一年間の活動を締めくくった。
 演奏会は昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で保護者など関係者のみを観客に開催した。今年は感染対策を徹底しながら一般住民も招き、若一王子神社伝統の子ども流鏑馬をモチーフにした保存曲「お馬返し」「流し打ち」などを披露した。
育てた米・黒豆味わう 白馬北小5年生 農家招き収穫祭

 白馬村の白馬北小学校5年生59人は20日、収穫祭を同校で開いた。恒例の米作りと今年新たに取り組んだ黒豆作りでお世話になった農家を招き、自分たちで育て収穫した作物を味わい交流した。
 特産化を目指し黒豆を作る増井春美さん・恵子さん夫妻と若手農業者の佐藤栄太郎さん、米作りを教えたマイテカルの福島利文さんに児童から手紙を送り、収穫祭に迎えた。
伝統の爪かんじき作る キッズワイルドおたり 1月に冬登山も

 小谷村の「キッズワイルドおたり2021」第3回「クラフト&クリスマスパーティー」が18日と19日、大網地区の日本アウトワード・バウンド協会長野校(OBS)で開かれた。村内と県内から17人の小学生が参加、クラフト体験で爪かんじきを作成した。
 爪かんじきは雪上の作業で使われた村伝統の生活道具で、作成は爪かんじき振興会(相澤保会長)が指導した。子どもたちは材料の木の枝や、のこぎり、小刀などを手に奮闘した。
南部消防署に門松お目見え 池田の有川忠男さん手作り

 北アルプス広域南部消防署(松川村)の入り口に17日、1対の門松がお目見えした。池田町5丁目の有川忠男さん(80)が手作りしているもので、今年で25年目。「消防署の皆さんは日々地域のためにやってくれている。けがなく正月を迎えられるように」と思いを込める。
 同署の矢口伸署長は「毎年お世話になっていて、門松を見ると正月が来たと感じる。年末年始の勤務に向け、気持ちを新たにしたい」と話した。
学生巫女#N末年始へ実践 安曇野市 穂高神社でアルバイト研修会

 安曇野市の穂高神社で19日、年末年始に巫女などを務めるアルバイトの研修会が開かれた。松本市や安曇野市などから高校生や大学生ら約30人が参加し、本番さながらの衣装で参拝者への接遇を実践、神社の仕事や心構えなどを学んだ。
 アルバイトは女性が白衣に緋袴、男性が白袴を身に着け、神社の職員から縁起物の種類や感染症対策などの説明を受けた。社務所で参拝者役への縁起物やお守りの受け渡しも体験し、礼儀作法を学んでいた。
独居高齢者 和やか交流 松川 社協がすずむし荘で

 松川村社会福祉協議会は10日、一人暮らしの高齢者を対象にした「みちくさ交流会」を村すずむし荘で開いた。13人が参加し、体験やお話を通して、交流を深めた。
 社協で生け花教室のボランティアを務める筒井禮子さん(80)を講師に、アレンジフラワーを行った。ガーベラやトルコキキョウなどの色とりどりの花を給水スポンジに挿し、思い思いにアレンジを楽しんだ。
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