2021年12月25日(土)付

大町協立診療所 閉院へ 来年3月末 デイは継続 コロナで患者減 経営悪化

 大町市大新田町の大町協立診療所が来年3月末で閉院することが、24日までに分かった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で患者数が減少し、経営状況が悪化していた。施設内のデイサービスセンターは継続し、診療所スペースに機能訓練を中心としたリハビリ強化型の短時間デイを開設する予定だ。
 内科と循環器科の医療施設として平成21年に開所し、月間約400人を診察していたが、コロナ禍以降は約3割減少していた。閉院に伴い患者の希望に応じて他の病院を紹介するなど対応する。常勤・非常勤の医師3人と技師1人は移籍、看護師3人はデイサービスセンターに残る。
2学期振り返り冬休みへ 大北各地 小中学校で終業式

 大北地域の小中学校で24日、2学期の終業式が行われた。コロナ禍でも、運動会や文化祭など大きな行事を工夫して実施できた一番長い学期を振り返りながら、年越しや初詣、スキーや雪遊びなど、年末年始の行事に心を躍らせて冬休みに入っていった。
 多くの小中学校は来年1月7日に3学期が始まる。
イルミの光で地域元気に 小谷村中土 若者有志 春待亭で点灯

 小谷村中土で直売所に使われていた建物「春待亭」に、イルミネーションが灯った。中谷地区の若者有志が力を合わせて実現。「地域に元気を出してほしい」という願いがこもった光が谷を照らしている。
 施設はログハウス調で昭和50年代に建てられた。かつては農産物が置かれにぎわっていたが、近頃はそれも減った。有志は、冬は暗くなる街道に明るいにぎわいをもたらせたいと企画。メンバーで力を合わせてLED6000球を施設や公園の樹木、あずまやに張り巡らせ、2日がかりで取り付けた。
外国人サンタに「サンキュー」 白馬幼稚園でXマス会

 クリスマスイブの24日、白馬村の信学会白馬幼稚園でクリスマス会が開かれ、外国人のサンタクロースが登場した。園児は本物のサンタさん≠ニ英語で触れ合い、あっという間の楽しい時間を過ごした。
 園児たちは「えんとつのない家にはどうやって入るの?」「好きな食べ物は?」などと質問。サンタは「魔法のかぎを持っているんだよ」「サンタの国は寒いから、温かいミルクが好き」と英語で答えていた。
冬の夜彩るイルミ 池田 モミの木に2000球点灯

 池田町交流センター「かえで」東側の商業等活用エリアで、「いけだイルミ2021」と題したイルミネーションがきらめき、冬の夜の景色を彩っている。点灯は1月10日まで。
 高さ約6bのモミの木に、約2000球のLEDを装飾。シャンパンホワイトとゴールドのシックな色が光り輝く。かえでのフェンスにも、約2000球のLEDが飾られている。
 点灯は午後4時から10時まで。
親子 音に合わせ体動かす 松川 桃太郎教室にサンタも

 松川村公民館の未就園児の親子を対象にした家庭教育学級「桃太郎教室」は21日、「クリスマスリトミック」をすずの音ホールで行った。20組の親子が参加し、ピアノの音に合わせて楽しく体を動かした。
 子どもが母親の膝の上に乗ったり、フープの中に入ったりフープを揺らしたりし、音やリズムを聞き分けながら親子で体を動かした。パネルシアターやぬいぐるみなどを使って、視覚的に分かりやすく伝えた。
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