2021年12月29日(水)付

冬山シーズン 安全呼び掛け 大町署と北ア北部遭対協 「登山相談所」開設

 越年登山などで北アルプスへの登山者やバックカントリースキーヤーなどが増える年末にあわせて、大町署と北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は28日から、大町市や白馬村、小谷村の登山口6カ所に「冬山登山相談所」を開設した。31日まで、冬山登山者に対して装備や登山計画書の提出など安全登山を呼び掛け、啓発する。
地場産材で立派な門松 八坂小・中 支援ボランティアが寄贈

 新年を前に、大町市の八坂小学校と八坂中学校に、地場産素材で作った門松が飾られた。地元ならではの立派な門松が、正月の厳かな雰囲気を醸し出している。
 製作したのは学校支援ボランティアの北澤豊繁さん。地域住民や他のボランティアメンバーの全面協力で、材料はすべて地元で調達した。八坂で一番立派な太い竹を3本切りそろえ、松や紅白のナンテン、スギの葉で飾り、高さ1.6bの門松を作った。
官公庁・企業で仕事納め 新年に向け心機一転

 大北地域の官公庁や企業の多くが28日、仕事納めを迎えた。大町市役所では新型コロナウイルス感染防止と職員の働き方改革のため、「仕事納め式」を2年連続で中止。職員が新年に向けて心機一転、大掃除に汗を流していた。
 市では感染が落ち着きをみせる中、職員の休暇取得促進を図るため、昨年に引き続き仕事納め式を取り止め、すでに休暇に入っている職員もいる。職員は各部署ごと庁舎の掃除をしたり、カレンダーを新しいものに張り替えるなど、新年に備えていた。
「うまい米」全国で金賞 日本一コンテスト 白馬・長澤さんのコシヒカリ

 白馬村神城内山の長澤素孝さん(65)は、本年度生産のコシヒカリが「第18回お米日本一コンテストinしずおか」で金賞を受賞した。村内農家では、2014年以来の入賞。長澤さんは「うまい米を作ろうと取り組んできた。次は特別賞を狙いたい。来年も頑張ります」と話している。
 同コンテストには今年、全国から482点が出品され、上位30点が金賞となった。
親子対決で打ち納め 松川ソフトテニスクラブ

 松川村のあずみ松川ジュニアソフトテニスクラブは26日、今年最後の活動を川西の屋内運動場スポーティープラザで開いた。所属する村内を中心とした小学生や家族ら約30人が参加し、親子対決などを通じて今年の打ち納めを楽しんだ。
 保護者も交え、いつもとは違ったペアを組みラリー戦を展開。「惜しい」「ナイス」など子どもと大人が声を掛け合うなど盛り上がった。
『蝶図鑑』発刊へCF募る 池田のメイプルツリー フリーペーパー特別版

 信州池田活性化団体「MapleTree(メイプルツリー)」は、「116種の蝶の魅力と自然環境の豊かさを伝えるために『池田の蝶図鑑』を発刊したい!」プロジェクトを実施している。同団体が発行するフリーペーパー「いけだいろ」の特別版として、自費出版を目指し、クラウドファンディング(CF)を募っている。
 「いけだいろ」は、「地域の魅力を再発見」をテーマに、地域の情報を若者の視点で紹介している。6年間で23号まで発行した。アーカイブ化やバックナンバーを望む読者の声に応え、池田町のチョウに焦点を当てた人気企画「池田の蝶」をまとめた図鑑を発刊する。
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