2022年１月８日付

2022年１月８日(土)付

コロナ拡大　観光対策徹底　白馬　事業所は素早く情報開示

　全国的な新型コロナウイルスの感染拡大の波の中、観光地である大北地域でも増加傾向が続く。7日には白馬村で11人と、2けたの感染者が確認された。全国的な増加傾向からも、今後さらなる感染の拡大が懸念される。一方で、冬観光の書き入れ時を迎え、事業所では最前線で感染予防と営業の両立に取り組む。

最後の学期　充実した毎日に　大北各地　小中学校で始業式

　大北地域の多くの小中学校で7日、3学期の始業式が行われた。冬休みを終えた児童や生徒が元気に登校。1年で一番短く学年の締めくくりとなる学期を、充実した毎日にしていこうと気持ちを新たにしていた。

スペシャルジャンプ世界へ　白馬高3年小谷の鈴木さん・宮嶋さん　2月末からポーランド遠征

　ポーランド・ザコパネで2月28日?3月6日に開かれるノルディックスキージュニア世界選手権大会スペシャルジャンプ種目に、白馬高校3年生で小谷村在住の鈴木さん（18）＝小谷中出身、千国＝、宮嶋さん（18）＝白馬中出身、千国＝の2人が日本代表選手として出場する。1月7日、小谷村役場を訪問し、中村義明村長に出場を報告した。

親子でかるた　伝統親しむ　池田町図書館　特別イベント「正月遊び」

　池田町図書館で5日、特別イベント「正月遊び」が行われた。かるたやすごろくなど、新年ならではの遊びを提供。多数の利用者が日本の伝統的な遊びに親しみながらお正月気分を体感した。

天然リンク　滑走可能に　大町　西公園スケート場早くも

　冬型の気圧配置が強まり厳しい寒さが続いた影響で、大町市西公園スケート場が7日から、滑走可能となった。グラウンドに水を張り凍らせた、寒冷地ならではの天然のリンクが登場。例年と比べて1週間ほど早い利用開始となった。

感染防止備品に支援金　大町受付延長2月末まで　「安心なお店」対象

　大町市は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、市内事業者の感染防止用備品などの購入にかかった費用の支援金受け付け期間を2月28日まで1カ月延長する。県の「信州の安心なお店」の認証を受けた事業所が対象。担当の市産業観光部商工労政課によると、現在対象事業所は約140店舗あるが、申請は昨年10月からの受け付けで約3割ほど。「またコロナ感染が拡大してきた。感染対策のさまざまなものの費用が対象になるので、まずは問い合わせを」と呼び掛けている。

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