2022年1月13日(木)付

ワクチン3回目2月5日から 大町市 高齢者9000人 3月末までに

 大町市は2月5日から、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を開始する。2回目の接種を終えた高齢者約9000人については予定を約1カ月前倒し、3月末までに完了させる方針だ。
感染拡大 生活に影響懸念 小谷村公共施設 営業縮小 村民限定も

 県の新型コロナ感染警戒レベルが「5」となった小谷村では、村民への感染拡大が生活に与える影響が懸念されている。村では、公共施設について一部休止や利用を村民に限定するなどして対応。中村義明村長は11日に新たな村長メッセージを発出し、これまでにない危機感をもった感染予防の徹底を呼び掛けている。
無病息災願いお焚き上げ 白馬村飯田区 コロナでおんべは断念

 白馬村飯田区公民館(田中聡夫館長)は10日、正月飾りのお焚たき上げを五竜わはらグラウンドで行った。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、昨年に続いて従来のどんど焼きを断念しての実施。役員の手で集められた正月飾りを燃やした炎に、コロナの早い収束と無病息災を願った。
松川中の制服リユース 村の有志 回収・譲渡 地域循環目指す

 持続可能で循環できる地域づくりを目指そうと、松川村の有志でつくる「みんなが煌きらめく松川村民の会」が、松川中学校の制服のリユースに取り組んでいる。SDGs(持続可能な開発目標)を進めるとともに、高額な制服を無料で回収、譲渡することで保護者の負担軽減を図る。
無病息災願い年神様送る 池田各地でどんど焼き

 無病息災を願うとともに、正月に家庭に招いた年神様を炎で送る小正月の伝統行事どんど焼きが8日から9日にかけ、池田町各地で行われた。左義長、おんべ、三九郎の名でも親しまれる冬の風物詩に、大勢の地域住民が参加した。
大雪で大糸線12本運休 大北 きょう夜から再び雪注意

 上空に北からの寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まった影響で、大北地域は12日、大雪に見舞われた。長野地方気象台によると、午前10時までの24時間降雪量は大町市で12a、白馬村で33a、小谷村で31aを観測。JR大糸線で列車が運休するなど交通障害が発生し、住民生活が混乱した。
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