2022年1月19日(水)付

モーグル・杉本選手 北京へ 奥原選手と同級生 五輪出場 仁中出身2人目

 大町市の仁科台中学校出身、フリースタイルスキー男子モーグルの杉本幸祐選手(27)=デイリーはやしや所属=が、北京五輪出場をほぼ確実にした。東京五輪バドミントン女子シングルスの奥原希望選手(26)とは中学時代の同級生で、夏冬2大会連続となる五輪選手の誕生に、市内では応援の気運が沸いている。
 大町市役所入り口には「北京五輪出場おめでとう」と快挙を祝う懸垂幕が掲げられた。来庁者が足を止め「大町にとって明るいニュース」「この小さな大町から2人も五輪選手がでるとは」などと話していた。
コロナ拡大 人手不足深刻 白馬・小谷 非感染施設も対応に苦慮

 白馬村・小谷村の索道や観光施設では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、人手不足の影響があらわになっている。感染者が発生した施設は消毒などで営業できないことに加え、直接の感染がなくとも予防的措置で休業することになったり、一部にはリフトの運行を第一とするため他のサービスを縮小するなど、対応に追われている。
 あるスキー場では、人員が確保できないことを理由に、直営する飲食店舗を当面の間休業するとした。勤務していた従業員自身は感染していなかったが、感染者に接触したとして2週間ほど隔離され、出勤できない状態に。SNSやホームページでスタッフを募っている。
裏山スキーで元気に滑走 白馬南小 昇級めざし検定

 白馬村の白馬南小学校で18日、県内でも珍しい学校所有の裏山スキー場で「裏山スキー検定」を開いた。習得度を10段階で評価する同校独自の級位獲得めざし、子どもたちは元気に滑っていった。
 児童たちは裏山に登り、圧雪車で整えられた長さ約150b、斜度12度ほどの斜面を滑った。1〜2年生約30人は連なって滑るトレインで、ちゃんと速度をコントロールしながら止まれるかを見てもらった。
「なり手不足」対策なるか 公選法改正 選挙カー費用など公費負担

 任期満了に伴い3月15日告示、20日投開票で行われる松川村議会議員選挙(定数12)は、町村の選挙に関わる改正公職選挙法(令和2年12月施行)のもと実施される。これまで候補者が負担していた選挙カーなどの費用を公費で負担するもので、大北地域では昨年4月の白馬村議選で初めて適用。議員のなり手不足対策のひとつで、松川村選挙管理委員会は「周知していき、活発な選挙になることを期待したい」としている。(写真は昨年4月の白馬村議選)
生徒進路の参考に 池工 企業説明会に大北の12社

 池田町の池田工業高校で13日、2年生を対象にした企業説明会が開かれた。建設会社や電子機器メーカーなど大北地域の12社が参加し、業務内容や魅力、福利厚生など説明。参加生徒は担当者の話に熱心に耳を傾け、進路の参考にしていた。 
白銀世界で親子「雪遊び」 大町 「みあさの森」で自然体験

 子育て支援に取り組む大町市美麻大塩の「みあさの森」で16日、「雪遊び大会」が開かれた。参加者の親子9人が一面の銀世界となった森の中で、そり遊びやトレッキングなど思い思いの自然体験を楽しんだ。
 みあさの森は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い住民の交流や活動の場が狭まる中、感染リスクが低い自然体験を通じて親子に心身をリフレッシュしてもらおうと、イベントを企画した。
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