2022年4月3日(日)付

今期開館 新たな展示も 大町エネ博 40年節目で企画多彩

 大町市平の大町エネルギー博物館は1日、今シーズンの営業をスタートした。今年は開館から40周年を迎える節目の年で、12月の冬季休館までの間、市役所ロビーでのパネル展や入場者限定で配布する「ミニずかん」の刊行など、さまざまな企画を用意。地震観測所で使われていた超伝導重力計など新たな展示も魅力だ。
 今期から館長に就任した上原達宏さんは「地域の方が気軽に訪れて、くつろぎながら楽しんでもらえる施設にしたい」と話し、来館を呼び掛けている。
専門家に学ぶ野菜づくり 大町 1年通じ教室 初回講座

 大町市の教育ファーム事業「たのしい野菜づくり教室」は2日、本年度の初回講座を同市高根町のたかね市民農園で開き、開講した。今年は35組が受講。1年を通じて専門家に習い、おいしい野菜づくりの楽しさに触れる。
 初日は山東白菜やキャベツ、ジャガイモなどの種をまき、今後育てるダイコンやホウレンソウの土作りも体験した。開講式で市農林水産課の降籏貴紀課長は「講座の名前通りに野菜作りを楽しんで、地域へ伝承していただけたら」とあいさつした。
ゲレンデで磨いた腕競う 白馬 春休みに村民スキー大会

 白馬村スキークラブは3月30日、村長杯・議長杯争奪第9回白馬村民スキー大会をエイブル白馬五竜正面ゲレンデで開いた。春休み中の小中学生を含む42人の村民が参加。シーズンの締めくくりに、ゲレンデで磨いたスキーやボードの練習の成果を披露した。
 競技種目は個人の部の申告タイムとの誤差を競う自己申告タイムレース。昨年に続き、感染拡大防止の観点から短縮開催とし、開閉会式や表彰式を行わない形とした。
2施設 指定管理者と協定 松川村 寄って停とすずむし荘

 松川村は3月30日、ふれあい交流センター「寄って停まつかわ」と温泉宿泊施設「すずむし荘」について、令和4年度から5年間の指定管理者に決まっている「FunSpace」(東京都)と基本協定書調印を交わした。すずむし荘で調印式があり、平林明人村長と同社の鈴木茂社長が協定書にサインした。
 同社による指定管理は、制度を導入した平成23年度から3期(3年・3年・5年)連続で、新年度から4期12年目となる。
高齢者 スマホ活用法学ぶ 大町 「社協の講座」最終回

 大町市社会福祉協議会は3月30日、「知って得する社協の講座」の最終回「高齢期のスマホの楽しみ方」を、市総合福祉センターで開いた。白馬村で仲間たちとスマホの勉強会「スマホレジェンド白馬」を行っている、寺川寿和さんを講師に、スマホの便利な使い方や楽しみ方を学んだ。
 寺川さんは「できない≠ナなくまずやってみよう≠ニいう気持ちで趣味や楽しみの幅を広げてほしい」と呼び掛けた。
未就園児 1年の成長実感 池田公民館 「ポレポレ塾」閉講式

 未就園児と保護者を対象にした池田町公民館の家庭教育学級「ポレポレ塾」は3月25日、令和3年度閉講式を町交流センターかえでで行なった。17組の親子が参加し、1年間の成長を実感した。
 年間を通して繰り返し行ってきた16種類ほどのリズム体操や手遊びを、兄弟姉妹を交えて親子で楽しんだ。「これからも親子であせらずゆったりと成長していってください」と書かれたスタッフ手作りの修了証が、子ども一人一人に手渡された。
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