2022年４月７日付

2022年４月７日(木)付

大町2中学〝最後〟の入学式　大北各地小･中･高新入生新生活へ

　大北地域の多くの小中学校、高校で6日、入学式が開かれた。大町市の仁科台中学校と大町第一中学校では新校への再編を来年度に控え、それぞれ最後の生徒となる新入生が、中学生活をスタートさせた。
　両校は令和5年4月から、仁科台中を校地に再編され、「大町中学校」として新たなスタートを切る。
　同市常盤の大町南小学校では新1年生46人が入学。小さな背中に色とりどりのピカピカのランドセル背負い、希望に満ちた学校生活をスタートさせた。（写真は仁科台中学校）

大町で囲碁十段戦第3局　きょう午前9時半から許十段と余八段を歓迎

　大町市内で開催される囲碁の7大タイトルの一つ大和ハウス杯第60期十段戦第3局を翌日に控えた6日、許家元（きょかげん）十段と余正麒（よせいき）八段が大町入りした。会場となる平日向山のホテル「ＡＮＡホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」入口で、牛越徹市長らが出迎え、白熱の対局に期待を寄せた。
　第3局は、午前9時半から対局開始となる。大盤解説会は、感染防止対策を徹底する中、午後1時半からホテル内で実施、当日参加も可能。対局の模様は日本棋院囲碁チャンネル（ユーチューブ）で生配信する。

説明会12派選挙戦なるか　小谷村議選立候補予定者表明5 現2 新1 未定4

　任期満了（5月4日）に伴う小谷村村議会議員選挙（4月19日告示、24日投開票）の立候補予定者事前説明会が6日、村役場で開かれた。定数10に対し2上回る12派が出席し、停滞ムードから一気に選挙戦になる可能性が高まった。一方で立候補予定者を「未定」としている派が4派あり、調整に時間がかかる様子も。構図が定まるのはもう少し先になりそうだ。

ゼロカーボン社会実現へ　池田町本年度から施策取り組み

　令和4年度の施策における重点テーマのひとつに「ゼロカーボン社会の実現に向けた取り組み」を掲げる池田町は、本年度からエコ住宅リフォーム補助金や、太陽光発電システム設置補助金の拡充などを実施する。
　町は2年前に「気候非常事態宣言」を発出し、ゼロカーボンや可燃ごみ削減などを掲げる。担当者は「各制度を活用してもらい、ゼロカーボンの推進になれば」と話している。

信州ゆかり現代アート並ぶ　池田町北ア展望美術館ビエンナーレ10日まで

　池田町の北アルプス展望美術館（池田町立美術館）で10日まで、「’22信州現代美術展ビエンナーレ」が開催されている。県内在住あるいは信州ゆかりの作家29人による、既成概念にとらわれない現代アート40点を一堂に展示している。
　キャンバスやパネル、段ボール、土など、画材も手法もさまざまな斬新で見応えのある作品が並ぶ。事務局の那須弘司さん＝松本市＝は「それぞれの世界を表現している。自由に感じ取ってもらいたい」と話す。

県内死亡事故多発防止誓う　大町春の交通安全運動出発式

　県交通安全運動推進北アルプス地方部は「春の全国交通安全運動」初日の6日、合同出発式を大町市文化会館駐車場で開いた。県と大町署、大北地域の市町村や交通安全協会などから73人が参加。運動期間に合わせ全県に発令された交通死亡事故多発警報を受け、悲惨な事故の防止を誓った。
　県内では今年、交通事故による死者が4月5日現在、大町署管内の1人を含めて12人と前年同期に比べ倍増している。式では警察車両や広報車両が関係者に見送られ、パトロールや啓発活動に出発した。

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