2022年4月20日(水)付

湖巡るフットパス整備 木崎湖プロジェクト 手描き地図で情報発信

 大町市の市民有志でつくる「木崎湖プロジェクト」(伊藤洋平代表)が、木崎湖周辺を歩いて巡る「フットパス(小径)」を整備し、手描きの地図が出来上がった。見どころ満載で温かみのある手書き文字のマップが、地域の人らの間で「住んでいても知らなかった」「とても詳しい」などと話題になっている。
 湖畔は1周約6・5`、約2時間半でゆったりと歩ける。マップには見どころ、ビューポイント、花スポット、昔のことや物語のほか、無料で利用できる駐車場やトイレも書き込まれた。
 マップは1万部印刷し、市観光協会のほか、ゆーぷる木崎湖、平郵便局など近隣施設にも随時設置場所を広げていく予定。
小谷村議選12人立候補 告示 コロナ禍 定数2超の激戦

 任期満了(5月4日)に伴う小谷村議会議員選挙(定数10)は19日、告示され、12人が立候補した。定数を2人上回る激戦の構図に。桜が咲く村内で、24日の投開票日に向け舌戦の幕が開けた。
 コロナ禍での感染予防を踏まえ、屋外でマスク姿で第一声を上げる候補の姿や、一部には出陣式などを行わない陣営もあり、それぞれに手探りのまま選挙活動がスタートした。
30年の活動振り返る 松川村スポーツ協会 創立記念式典 表彰も

 松川村スポーツ協会は16日、創立30周年記念式典を同村すずの音ホールで開いた。平成4年に18団体で発足した村体育協会時代からの活動を振り返り、今後も村民の健康維持やスポーツの振興のために活動していくことを誓った。
 創立記念表彰では、協会発展に功績のあった5個人・団体を表彰し、感謝状を贈った。
和太鼓体験 交流深め 池田で移住者カフェ

 池田町への移住者同士の交流を深める第12回「移住者カフェ」が14日、ヤマザクラが満開の陸郷の豊盛公民館で開かれた。和太鼓奏者で陸郷在住の堀江達郎さんに指導を受けて、和太鼓体験を行った。
 参加者はバチを大きく振りかざし、異なる種類の和太鼓を勇ましく代わる代わるたたいた。5人が参加し、同カフェを運営する地域おこし協力隊とも交流しながら、お茶菓子を味わいながら楽しくだんらんした。
1万2000円分 商品券配布 白馬村 全村民に1冊 高齢者2冊

 白馬村は本年度、新型コロナウイルスによる経済影響やロシアによるウクライナ侵攻に起因する物価上昇対策として、全村民に1万2000円分の商品券1冊、高齢者などには2冊配布する。19日の村議会4月臨時会に事業費などを計上した本年度一般会計補正予算案を提出し、可決された。
 商品券配布は、1冊額面1000円×12枚=1万2000円分(うち6枚は大型店で使用可)の商品券を全村民に配布。さらに75歳以上の高齢者や生活保護受給世帯には1冊追加し計2冊2万4000円分を配る。
ネパール人協会 献血に協力 大町のレグミさんなど呼び掛け

 日本国内のネパール人で組織する海外在住ネパール人協会日本支部は17日、日本の医療に貢献しようと全国一斉の献血活動を行った。県内でも県委員会委員長のレグミ・ナンダ・ラージョさん=大町市中原町=らの呼び掛けで、ネパール人や友人の日本人合わせて約20人が協力した。
 同支部は新型コロナウイルス感染拡大の影響で献血への協力者が減少し、血液が不足する中で、ネパールの暦で新年が訪れる4月14日に合わせた記念事業として活動を実施。県内では参加者がネパール語のオリジナルTシャツを着て、松本市と安曇野市で献血を行った。
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