2022年5月15日(日)付

体験型施設 待望オープン 大町「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」地元小学生招き見学ツアー

 サントリー食品インターナショナルは14日、大町市常盤西山の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」で、ブランド体験型施設をグランドオープンした。オープニングセレモニーを行い、地元の小学生と保護者を招いて工場見学ツアーをスタートした。
 同工場は「サントリー天然水」の国内4カ所目となる生産拠点。セレモニーで牛越徹市長は「大町としてもうれしいこと」とブランド体験型施設のオープンを祝い、自然を育みながら、人が交流する場所に発展することに期待を寄せた。
北京五輪7選手 白馬凱旋 住民の声援包まれ報告会

 北京冬季五輪に出場した白馬村ゆかりの選手による報告会が14日、村ウイング21で開かれた。ノルディック複合で銅メダルを獲得した渡部暁斗選手・善斗選手兄弟をはじめ選手7人が地元に凱旋し、集まった住民約600人の声援に包まれた。
 報告会には男子ラージヒルと団体で銅に輝いた暁斗選手と団体銅の善斗選手、フリースタイル男子モーグルの松田颯選手、フリースタイル女子ビッグエア・スロープスタイルの近藤心音選手の地元出身選手4人が参加。白馬を拠点に練習し、複合団体で渡部兄弟と共にメダルを獲得した永井秀昭選手や山本涼太選手、個人ノーマルヒルの谷地宙選手も駆け付け、会場を沸かせた。
特産目指す黒豆℃植え 白馬高1年生 地元作り手の畑で体験

 白馬村の白馬高校1年生44人が11日、同村北城の増井春美さん・恵子さん夫妻と若手農業者の佐藤栄太郎さんとともに、約30eの黒豆畑で種植えを体験した。黒豆の特産化を目指す作り手の熱い思いにふれながら、農業への関心を高めた。
 増井さん夫妻と佐藤さんは黒豆を村の新たな特産品にしようと、栽培と加工品開発に取り組んでいる。畑は高校のすぐ近くにあり、生徒が目にする機会も多いことから、黒豆について知ってもらおうと種植えを企画した。
農園でリンゴ摘花体験 松川中3年生 地域産業ふれる

 松川村の松川中学校の3年生は12日、村内5カ所のリンゴ農園で摘花作業を行った。キャリア教育の一環で、仕事や地域産業への理解を深めた。
 同村川西の農園「山とりんご」では、園主の平林達彦さん(45)が摘花の重要性を伝え、摘花のやり方を説明した。
 生徒らは、摘花ばさみを使って、シナノゴールドの摘花に挑戦。中心花を残して周りの花を摘み取る作業や、1年枝(今年伸びた枝)の花を全て摘み取る作業に精を出した。
美しい水鏡 写真で紹介 池田図書館長持ち込み企画

 池田町図書館は、写真展「池田町で最も美しい水鏡」を今月末まで開いている。館長の下條浩久さん(55)のコレクションを紹介する館長持ち込み企画第9弾で、山と水鏡のコラボレーションが美しいこの季節ならではの風景を写真で紹介している。
 この5年くらいに、約10カ所のお気に入りポイントから撮りためた30点を展示する。
地域経済の発展努め30年 大町 経営経済研 節目の記念式典

 大町市の企業経営者らでつくる市経営経済研究所は13日、創立30周年記念式典を大町温泉郷の黒部観光ホテルで開いた。会員や関係者約30人が出席し、地域経済の発展に努めた30年間の歩みを振り返り、節目を祝った。
 記念式典は昨年度に開催を予定していたが、コロナ禍の影響で延期された。組織の発展に貢献したとして、20周年以降の歴代会長を表彰。記念講演として牛越徹市長が「大町市第5次総合計画と大町市の再生」をテーマに話した。
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