2022年5月22日(日)付

囲碁のまち<vロ招き交流 大町3年ぶりまつり20回節目

 囲碁のまち¢蜥ャ市を盛り上げる恒例イベント「アルプス囲碁村まつり」(市、アルプス囲碁村推進協議会主催)の前夜祭が21日、大町温泉郷の黒部観光ホテルで開かれた。コロナ禍で3年ぶりの開催で、20回の節目を迎えた。中京圏を中心に、遠くは広島や兵庫など県内外から69人の愛好者が参加し、プロ棋士から直接手ほどきを受ける指導碁などを通じ囲碁交流を楽しんだ。
 前夜祭には、第24世本因坊秀芳氏や、青木紳一九段、中小野田智巳九段、謝依旻七段ら有名プロ棋士8人が訪れ指導。参加者は一手一手を食い入るように見つめ、プロの打ち方を学んでいた。
安全安心の地域めざし活動 大北防協 大町で3年ぶり会場総会

 大北防犯協会連合会の総会は20日、大町市のサン・アルプス大町で開いた。コロナ禍の影響で、会場での総会開催は3年ぶりで、会員約80人が出席。本年度活動内容などを決めた。大北地域で防犯活動に尽力した6団体と3人を表彰した。
 本年度事業計画は「安全で安心な地域づくり」を基本方針に、防犯組織体制の強化や地域安全活動などを実施。犯罪の予防、未然防止活動を推進し、防犯に役立つ情報の積極的な配信や地域の課題にきめ細かく対応する活動を展開する。
穂高神社 多彩な祭典に幕 式年遷宮と穂高人形ものがたり

 安曇野市穂高の穂高神社は15日、「式年遷宮と穂高人形ものがたり」を閉幕した。4月29日から、「令和4年式年遷宮祭」と奉祝行事「穂高人形ものがたり」を中心に多彩なイベントを開催、期間中に約12万人の参拝客が訪れた。
 最終日の15日午後7時から「あづみ野てらす」のフィナーレを飾る「スカイランタン〜希望を空へ〜」を、にぎやかに開いた。午後8時から終了奉告祭(閉会式)。万全なコロナ対策で日程を無事に終え、宮司の穂高光雄さんは「ホッとしました」と笑顔を見せた。
北アに映える青紫の花 大町農具川 アヤメ開花 川辺彩る

 大町市の農具川河川敷で、アヤメの開花が始まった。色濃い青紫色の花が川辺を彩り、晴れた日には残雪の北アルプスに美しく映えて訪れた人の目を楽しませている。
 今年は少し開花が遅れていたが、ここ数日の好天で一気に開花を迎えた。月末ごろには咲きそろい、川辺が色鮮やかな青紫に染まる景観が楽しめるという。
名人に教わる山の恵=@大町 美麻小中学校で山菜教室

 大町市美麻小中学校(山岸澄雄校長)で19日、地域の山菜名人≠ェ教える「山菜教室」が開かれた。大人も子どもも一緒になって春の野を歩き、身近にある山の恵を知る、有意義な学びのひと時を過ごした。
 1〜4年生を対象にした信州ならではの春の恒例授業で、講師の種山博茂さん=美麻新行=が前日に美麻で採取したという40種類以上もの山菜の名前を当てるクイズも実施した。子どもたちだけでなく、教諭らも知らない山菜も数多くあり、一緒になって難問に頭をひねっていた。
地域の森林保全願い植樹 松川村で北アルプス合同植樹祭

 県や松川村、大北地域緑化推進協議会は21日、「北アルプス合同植樹祭」を松川村川西の村有地で行った。今年は「地域の森林を守り育てる」という理念で「大北地区森林祭」と、5月第3土曜日を「松川村山の日」と制定し行っている「松川村山の日植樹祭」、「第72回長野県植樹祭(北アルプス会場)」を合同で実施。ヤマザクラやカラマツなどの苗木を植えて、緑豊かな地域が続くよう願った。
 森林保全の共通認識を深めることなどを目的に今年は合同開催となった。
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