2022年5月24日(火)付

「キザキマス」大きく育て 大町の木崎湖漁協 地元親子に放流体験

 地元の子どもたちに木崎湖に生息する「キザキマス」に親しんでもらおうと、大町市平の木崎湖漁業協同組合は22日、小学生や園児の親子を招き、稚魚の放流体験を行った。初めての企画で、普段見る機会の少ないキザキマスの稚魚を自らの手で放し、地元ならではの自然に親しんだ。
 参加した海ノ口地区の親子約20人は、漁協組合員から指導を受けて、体長10aほどの稚魚を岸から放流。昨年秋に遡上したマスから採卵、ふ化させた稚魚で、大きく育つようにと送り出した。
村内巡り地元楽しむ 白馬高1年生 発表会で魅力再認識

 白馬村の白馬高校1年生44人は19日、村内を散策し名所を巡る「白馬を楽しむ会」を実施した。これから地域について学んでいく第一歩として、地元のいい場所を体験し、発表でみんなに紹介することを通じて、自身でも地域の魅力を確かめた。
 生徒たちは4人ずつ11の班に分かれ、村内を自転車や徒歩で散策した。白馬岩岳マウンテンリゾートや観音原、白馬ジャンプ競技場、八方入り口付近の足湯など自分たちで決めた場所を巡り、山頂のブランコなど各地を楽しみながら写真を撮った。
土に触れ 夏野菜の苗定植 松川 女性と農業の集いに12人

 農や食に関心のある女性たちを対象にした第7回「松川村女性と農業の集い」が19日、同村西原の観光体験農園などで開かれた。村民12人が参加し、土に触れながら交流を深めた。
 村営農支援センターの企画推進員・栗林浩さんが、苗の選び方や植え方、育て方などを丁寧に指導した。トマトとナス、ピーマンの苗約160本を、全員で手分けして植えた。
「日本文化理解に役立てて」 大町の関さん ラッセルさんに着物譲る

 「外国人の日本文化理解に役立てて」と、大町市で大町教会の牧師や大町幼稚園の園長などを務めた関英晴さん(85)が、青木湖でキャンプ場を経営するラッセル・バクストンさん(38)に、自分の愛用した着物一式を譲った。関さんは今月末に沖縄の教会へ赴任するため移住を予定。17日は大町での最後の思い出づくりとして、ラッセルさんへの着物の着付けを企画した。
 着物の着付けは上仲町の「庵寓舎」で行われた。着物を身に着けたラッセルさんや、関さんの牧師時代からの友人である南部洋品店の南部道雄さんとともに記念撮影をしながら交流を深めた。
甘い香り カモミール満開 池田 ハーブステーションで摘み取り

 池田町ハーブセンター向かいの温室施設「ハーブステーション」のほ場で、カモミールの摘み取りが行われている。無農薬栽培で育てたカモミールが満開を迎え、甘い香りを放っている。今月末まで。
 約1000平方bのほ場には、施設を管理運営する「ポラリスアクト」のスタッフらが、種から育て、一本一本手植えした苗がのびのびと育った。
外来植物知り 駆除に協力を 大町市 環境保全へチラシで周知

 繁殖力が強く、大北地域の生態系にも大きな影響を及ぼしている外来植物。大町市では、植物が青々する時期となり、アレチウリやオオキンケイギク、セイタカアワダチソウなどの姿が目立ち始めた。市生活環境課環境保全係では、「広報おおまち」5月号にカラー版の外来植物チラシを折り込むなど周知し、住民に駆除協力を求めている。
 チラシは、大北5市町村などでつくる「豊かな環境づくり大北地域会議」が作成したハンドブックをもとに作成。各種外来植物の特徴や駆除方法を写真付きで解説している。
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