2022年5月25日(水)付

72歳 再び絵筆執り彩色 大町の西原雄二さん 6月松本で初個展 30歳の自分とコラボ

 大町市平西原の西原雄二さん(72)は6月2日から7日まで、松本市出川の「額縁のタカハシ・ギャラリー」で絵画展「てーねん初個展」を開く。若い頃は美術学校で絵画を学び海外にも渡った経験をもつ。定年退職後の2014年に蓮華岳が一望できる大町の自然に一目ぼれして移住。39年ぶりに絵筆を執った。
 大町に移住後は、北アルプスを眺めながら暮らす生活の中で、再び絵筆を執りたいという気持ちが沸き上がった。そんな中、フランス滞在時のスケッチを見て、当時の熱い気持ちを思い出した。「これをコピーして、彩色して1枚の絵にしてみたら面白いかも」と、30歳の頃の自分と、72歳になった現在の自分とのコラボ≠思い立った。
 個展には南フランスを中心とした街並みや港町の風景、アーモンドの木などを描いた14点を出品。オリジナル作品と、彩色した作品を並べて展示する。
全通65周年行事で利用増へ 糸魚川 大糸線活性化協議会が総会

 小谷村などJR大糸線糸魚川〜信濃大町駅間の沿線自治体と長野・新潟両県、JR西日本などでつくる大糸線活性化協議会(会長=米田徹糸魚川市長)は24日、本年度総会を新潟県糸魚川市で開いた。大糸線全線開通65周年を迎え記念列車運行などに取り組み、直接「乗り」につながる事業を展開するとした。
 昨年度事業の報告・決算や本年度事業計画・予算の承認などを議決。本年度は65周年記念で、記念PRアイテム制作や企画列車の拡充などを行う。
山頂で音楽など多彩に 岩岳ヤッホーフェス29日まで

 白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートで21日、「HAKUBAヤッホー!FESTIVAL」が開幕した。29日まで、山頂での音楽ライブやワークショップ、ヨガなどを楽しみながら、白馬の雄大な自然を感じることができる。
 28日と29日には、大石昌良さんやKさん、家入レオさん、スキマスイッチなどが出演する音楽ライブが山頂エリア特設ステージで開催される。
 詳細は同リゾートホームページで。
合唱や和太鼓 多彩に披露 松川 3年ぶり 五月の風音楽祭

 松川村の音楽の祭典「第10回安曇野まつかわ五月の風音楽祭」(実行委員会主催)が22日、リンリンパーク(松川中央公園)で3年ぶりに開かれた。子どもから大人まで、近隣地域で活動する17の音楽団体が出場した。約400人が来場し、新緑の美しい公園で、久しぶりの音楽イベントを満喫した。
 「楽しく笑顔で大きな声で」を目標に練習を重ねてきた松川小学校合唱団は、「ふるさと」などを披露。練習の成果をフルに発揮し、伸びやかな歌声で観客を魅了した。
思い思いに筆走らせ 池田 高瀬中 伝統の写生会

 池田町の高瀬中学校(竹内秀昌校長、生徒211人)は18日、町内で写生会を開いた。身近にある風景や雄大な景色に触れながら、思い思いに筆を走らせた。
 同校で伝統的に続く写生会は、学年ごとにテーマを決めて実施している。3年生は、東山からの眺望を題材に、北アルプス展望美術館周辺で写生し、同美術館の展示も鑑賞した。
 作品は例年、高瀬祭(文化祭)や町創造館で展示している。
きれいに磨き水泳学習へ 大町市八坂中 小学校プールで清掃

 水泳の授業を前に大町市八坂中学校の全校生徒が19日、八坂小学校の学校プールで清掃作業に取り組んだ。八坂中は来年、八坂小と小中一貫校へ移行する予定で、本年度の水泳授業は八坂小で行うことが決まった。生徒たちは児童・生徒が気持ちよく使えるようにと願いながら、プールを丁寧に磨き上げた。
 生徒は水を抜いたプールに入り、デッキブラシを手に、底にたまったごみをこすり落とし、壁面の汚れをたわしで磨き上げた。
トップページ 5月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2022 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.