2022年6月3日(金)付

始業前 通学路きれいに 大町一中 伝統のごみ拾い

 大町市の大町第一中学校は5月31日、始業前の登校中などに通学路のごみを拾う活動を実施した。全校生徒が、日頃お世話になっている地域住民へ感謝の気持ちを込めて取り組んだ。
 徒歩通学の生徒は、自宅から中学校までの通学路、バス通学の生徒は自宅からバス停までの道で、ごみを拾いながら登校。自転車通学の生徒は一度登校してからグループに分かれ、交通量の多い国道沿いや学校近くの地下道、西公園などで歩きながらごみを拾った。
「あたしんち」6月無料 小谷村複合拠点施設 新たな利用法試して

 小谷村の複合拠点施設「大字あたしんち」は本年度から、村直営の新たな体制で運営を始めている。5?6月は入館・会場使用料を無料とし、平日には曜日ごとにさまざまな催しを企画。会議・研修・イベント等より幅広い利用が可能で、「さまざまな利用方法を試してほしい」と呼び掛けている。
 施設はミーティングルーム、入浴、宿泊、キッチンなどの設備を備え、サロン開催やミーティング、各種教室や作品展示等にも使える。
 6月30日まで、送迎と入浴、お弁当付きの見学ツアーを受け入れている。実際に滞在し、施設の使い勝手に触れられる。
中学・高校合同でSDGs 白馬 力合わせ相乗効果期待

 白馬村の白馬中学校SDGsサークルに5月30日、SDGsに取り組む白馬高校生3人が訪問し、今後の活動に向けて顔合わせを行った。SDGsを両校で合同で取り組むのは初めて。同じ地域で持続可能な地域を目指す両校の生徒が、力を合わせて活動する第一歩を踏み出した。
 両校の生徒たちは外来種のオオキンケイギク駆除や、古紙回収とペーパーレス化などの取り組みを話題に意見交換。「中学と高校で呼び掛ければイベントができそう」など、今後の活動の広がりに期待を高めていた。
北ア背に咲き誇る150本 池田の有志花を手入れ あづみ野バラ園満開

 池田町の有志らでつくる「バラの会」(松沢周三代表)が管理する同町会染渋田見の「あづみ野バラ園」のバラが、満開を迎えている。北アルプスを一望する約400坪のバラ園で丹念に育てられた150本以上のバラが咲き誇っている。
 東山山麓の遊休農地を活用し、住民主体の花づくりや生きがいづくりの場として開園し、例年バラ祭りを開いてきた。60〜70代の会員たちが、園の整備や土づくり、花の手入れに汗を流す。
地域木材利用へ「薪割り」 大町市美麻 エネルギーを考える会が講習

 大町市の「美麻地域のエネルギーを考える会」(渡辺寛代表)は5月29日、二重薪まきステーションで「薪割り講習会」を開いた。30人ほどが参加し、おのや薪割り機、クサビなどを使った薪割りを体験した。
 地域の森林資源を有効利用し、現在燃料用として他地域へ流れている「C材」を地元で利用する仕組みづくりの一環。市のひとが輝くまちづくり事業補助金を活用して活動する。
 この日は、市内の林業・山仕事創造舎の高橋康夫さんを講師に、さまざまな方法での薪割りを体験した。
一年の豊作祈り田植え 大町 若一王子神社が神事

 大町市俵町の若一王子神社は5月29日、五穀豊穣を願う御田植祭を執り行った。神社近くにある氏子が所有する水田で、氏子青年会の会員6人が手作業で田植えに励んだ。一年の豊作を祈り、丁寧に作業を進めた。
 青年会は白作務衣をまとい、すげがさをかぶり、約100平方bの「御神田」に苗を植えていった。毎年コシヒカリの苗をお清めして使用している。
トップページ 6月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2022 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.