2022年6月20日(月)付

現職・新人一騎打ち 大町市長選が告示 6月26日投開票

 任期満了に伴う大町市長選挙が19日、告示された。立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で、都内でパソコン教室と行政書士事務所を経営する大町俵町出身の新人・鈴木良三氏(66)=東京都世田谷区=と、5選を目指す現職・牛越徹氏(71)=常盤泉。投開票日の26日まで1週間にわたる、現職と新人による一騎打ちの選挙戦が始まった。立候補の届け出は同日午前8時半から、市役所東庁舎の東大会議室で行われた。鈴木氏は本人が、牛越陣営は選対役員3人が届け出に訪れた。
 鈴木氏は、届け出を済ませた後で、JR信濃大町駅北側の駅前公園で第一声を行った。支持者を前に「活気のあったかつての大町の姿を取り戻す」と声を上げた。
 牛越陣営は午前9時前、九日町の本通り沿いの事務所前で出陣式を行った。集まった支持者約350人を前に「市民の幸せのために力を尽くす」と第一声を上げた。
白馬連峰望む絶景フィールド 北城野平に人工芝サッカー場オープン 元プロ選手 有名人招きイベント

 白馬村北城野平の絶景人工芝サッカー多目的球技グラウンド「AcalieHAKUBAMIRAIフィールド」(アカリエ・ハクバ・ミライ・フィールド)で19日、こけら落としイベントが開かれた。サッカー好きとして知られる音楽ユニット・スキマスイッチの常田真太郎さんがプロデュース。元日本代表選手やサッカー好きの芸能人などをゲストに、開幕を盛り上げた。
 フィールドは国際基準に合った縦横130b×90bの広さを持ち、地元のサッカー振興やグリーンシーズンのサッカー合宿や大会の招致などで活用する。イベントは好天に恵まれ、プロ選手や芸能人による親子クリニックやミニゲーム、始球式で、白馬連峰を望む絶景フィールドの魅力を発信した。
地域交流 16種目で熱戦 大町 市民スポーツ祭開幕

 大町市民スポーツ祭夏季大会(市、市教育委員会、市体育協会主催)が19日、開幕した。市運動公園などを会場に16種目が行われ、約750人が出場。19、25、26日の3日間にわたり熱い戦いを繰り広げる。
 初日は運動公園陸上競技場で開会式が開かれた。好天に恵まれたスポーツ日和となり、選手たちは生き生きとした顔で開会式に出席し、その後各会場で競技を開始。気持ちの良い汗を流した。
遅い春、残雪とミズバショウ 小谷 栂池自然園シーズン始まる

 標高約1900b、日本有数の高層湿原に表情豊かな景色が広がり、晴れた日には北アルプスの大パノラマが迫る。小谷村の栂池自然園は11日に開園、アクセスするロープウェイも運行を開始して観光シーズンが始まった。
 6月の栂池自然園はミズバショウの大群落が春の訪れを彩る。今年は残雪が多く、12日現在、ミズバショウは園内の一部で見頃。
大町で今年初の真夏日 大北各地 1週間暑さ続く見込み

 高気圧に覆われた19日、大町市で今年初の真夏日となった。午後2時半すぎに最高気温30・1度を記録。白馬村でも真夏日に迫るなるなど、大北各地で7月下旬並みの暑さとなった。
 大町市の大町西公園では週末を楽しもうと家族連れなどが訪れ、水分を取りながら子どもたちが遊んでいた。
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