2022年７月10日付

2022年７月10日(日)付

「大町中」制服3種試着　市文化会館選定参考にサンプル展

　来年度開校する大町市の「大町中学校」で使用する制服や運動着のサンプル展示が9日、市文化会館で始まった。親子連れなどが訪れ、3タイプの制服のデザインや質感、着心地などを確認。試着も行い、新しい制服を着た新中学校での生活にイメージを膨らませた。
　サンプル展示は、制服を選ぶ参考にしてもらおうと市教育委員会が実施。展示は10日と16～18日に同施設で午前9時から午後5時まで行う他、11～15日に旧市内の6小中学校で順番に展示する。

しろうま祭思い出のひと時　白馬高できょうまで3年ぶり一般公開

　白馬村の白馬高校で9日から、第71回「しろうま祭」の一般公開が始まった。「輝（かがやき）～耀（ひかり）煌（きら）めけ！～」をテーマに、感染予防をしながら3年ぶりにクラス展示を公開。住民や保護者らが訪れ、生徒が歓迎した。公開は10日まで。
　初企画の地域展「わが青春の1ページ」では、高校を卒業しスキー選手やクラフト作家、茅葺き職人などとして活躍する地域の先輩が高校時代を振り返る企画。オリンピアンの用具や作家の作品、思い出の写真などが飾られている。

池田･白馬の8チーム交流　池田で北安親睦ゲート大会

　第14回北安曇郡親睦ゲートボール大会（県ゲートボール連盟北安曇郡支部主催）が6日、池田町農村広場周辺で行われた。今年は池田町と白馬村から8チーム約50人が出場し、スポーツを通じて地域を超えた交流を深めた。大会はコロナ禍や天候不順の影響で2年ぶりの開催。4チーム1ブロックの変則リーグ戦で、1チーム3試合を戦い勝率を競った。

実りのブルーベリー摘み　大町市社宮本の環境保全組合収穫祭ラベンダー手入れも

　大町市社の宮本地区農地・水・環境保全組合（太田正純会長）は3日、同組合が育生しているブルーベリーとラベンダーの収穫祭を地区内のほ場で行なった。地域の子ども15人と保護者、住民、組合員合わせて55人が参加。ブルーベリーとラベンダーの摘み取りを楽しんだ。
　参加者はラベンダー園の雑草の抜き取りに汗を流した後、一斉にブルーベリー園に移り、濃い紫に熟れた実がたわわになっている50本の木にそれぞれに分かれ実を摘んで味わったり持参した袋に入れていた。

八坂中生地域の特産品開発　大町 1日「人間塾」で学習深める

　大町市の八坂中学校では本年度、総合的な学習の一環として「やさか人間塾」に取り組んでいる。地域の全面協力のもと、生徒が縦割り班で八坂の人やもの、ことにふれる探究的な学習を通じ、地域課題解決に向けて幅広い学習を展開。今月1日は授業日の全てを人間塾に充てて学習を深める「1日やさかの日」が行われた。自然や産業についてグループごと、現地見学や特産品開発などに取り組んだ。

安倍元首相銃撃され死亡神城断層地震の復興にも力白馬村長「残念の一言しかない」

　安倍晋三元首相が8日、銃撃され亡くなった。2014年11月の神城断層地震発生直後、首相として白馬村を視察に訪れていた。安倍氏を迎えた下川正剛村長は「非常に驚きとともに、残念の一言しかない。言葉がない状況。お悔やみ申し上げます」と述べた。
　下川村長は昨年、安倍元首相のもとを訪問。「お会いして当時のことを振り返りながら、無事地域も復興したと説明してきた。まだまだ日本のために活躍してもらいたかった」と悔やんだ。（写真は神城断層地震の被災地を視察する安倍首相（左）と応対する下川村長：白馬村、2014年11月24日）

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