2022年8月12日(金)付

新校地どちら選択 大町市小学校再編計画 大町・平通学区 市教委西小、一中で見学会

 大町市内小学校の再編に伴う大町・平地区の新校の校地選定をめぐり、市教育委員会は11日、候補地の大町西小学校と大町第一中学校で見学会を開いた。保護者や地域住民ら延べ約20人が参加し、各校の特色や改修工事の内容などについて理解を深めた。
 見学会は両校を見学できるよう午前と午後に分けて行われた。参加者が市教委職員の案内で各教室を回り、改修後のイメージを膨らませていた。
 市教委が西小を選定した場合は体育館を除く校舎全体で改修工事を実施、一中の場合は低学年棟の建設や小学生に対応した設備の調整などを行うと説明した。
大北で「成人式」あすから 大町市 本年度は二十歳307人

 大町市で本年度20歳を迎える若者は、昨年度の310人から3人減の307人(ゆかりのある人を含む)となる。大北地域の各市町村ではお盆の帰省に合わせ、13日から15日にかけて、成人式や「二十歳の門出」を開く。
 大町市では、今年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたが、これまで通り20歳を対象に式を開催。「二十歳の門出」と改称し、15日に市文化会館で実施する。
 大北4町村の成人式もこれまで同様、20歳を迎える若者を対象に開催する。
 小谷村の「二十歳の集い・成人式」は13日、池田町の成人式と松川村の成人式は14日、白馬村の「二十歳の集い」は15日。
小学生 高瀬川で観察会 池田「実家の茶の間」夏休み企画

 池田町池田一丁目の信州こどもカフェ「実家の茶の間」(曽根原鈴美代表)は2日から4日までの3日間、夏休み応援プログラム「みつけよう!自分だけのたからもの」を二丁目の高瀬川河川敷で開いた。町内外から11人の小学生が参加し、地質学や自然科学などに詳しい地域住民の案内で、石や植物、生き物を観察した。
 3日は、北安曇動植物調査会の宮田紀英さん(24)=同町会染中鵜=を講師に、河川敷に生息するチョウを観察した。
多彩なイチゴ商品人気 大町14日まで すえひろファーム初のまつり

 大町市大町白塩町の「すえひろファーム」は11日から14日まで、初企画の「すえひろファーム夏まつり」を開いている。農園自慢の夏秋いちごのサマーリリカルをふんだんに使ったソフトクリームなど多彩なスイーツの販売や、小学生までの子どもたちを対象としたスタンプイベントも企画。
 すえひろファームは、先月開園。主要商品はイチゴで、ハウスもイチゴの苗作りも一から手がけた。夏祭りは農園の取り組みを広く知ってもらおうと企画した。
「山の日」大北で自然満喫 白馬 五竜高山植物園などにぎわう

 8月11日は祝日の「山の日」。北アルプスなど多くの山々に囲まれた大北地域では、山を中心に、自然に親しむ人たちでにぎわった。
 白馬村の白馬五竜高山植物園では、ヤナギランやカライトソウ、ヤマルリトラノオなど山野草がアルプス平広場周辺に広がり、訪れた登山者や観光客が色とりどりの花々に感激し、シャッターを切るなどしていた。群馬県から登山に訪れ、植物園も楽しんだ女性は「自然が満喫できて満足」と話していた。
アウトドアで恋活≠ 大町 木崎POWWOWキャンプ場 27日サウナやたき火で交流 参加募集

 大町市平の木崎湖POWWOWキャンプ場で27日、「木崎湖畔でテントサウナ&たき火デイキャンプアウトドア恋活」が行われる。大町ならではのアウトドア環境を生かした男女の出会いイベント。本格的なサウナを楽しんだり、たき火を囲み交流を深める。
 地域ならではの資源を活用し、若者が楽しめるイベントをしようと、市地域おこし協力隊の植松悠一郎さん(41)=社宮本=が企画。市の出会い創出事業補助金も活用する。植松さんは「サウナを出たらそのまま木崎湖で『整う』体験ができる。口下手でもアクティビティを通じて楽しむことができるのでぜひ参加して」話している。
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