2022年9月11日(日)付

シャッター開き商店街活気 大町 期間限定プロジェクト盛況

 大町市中心市街の上仲町と下仲町の空き店舗で10日と11日、期間限定でチャレンジショップを開店する「シャッターオープンプロジェクト」(市主催)が行われている。「まちじゅうのシャッターを開けて商店街が深呼吸!」を合言葉に、実店舗を持たない事業者らが食料品やクラフトなどのショップをオープン。初日から大勢の地域住民らが来場。空き店舗が久しぶりのにぎわいを取り戻し、商店街も活気にあふれた。
 市内外から7組の参加があり、自家製焙煎コーヒー豆、クラフト、小道具店などを開いている。地域の店も全面協力し、商品がもらえる「スタンプラリー」を開催。訪れた人は思い思いの店を巡って買い物や催しを楽しんでいる。
ラージヒル 白馬の空跳ぶ=@11日まで サマージャンプ大会観戦無料

 全日本スキー連盟A級公認「2022白馬サマージャンプ大会ラージヒル」が10日と11日、白馬村の白馬ジャンプ競技場で開かれている。白馬村スキークラブ主催、長野県スキー連盟主管。競技種目はスキージャンプラージヒル(HS131b)。10日はオフィシャルトレーニングを行い、女子19人、男子69人の選手がエントリーした。続いて、2022白馬サマーノルディックフェスティバル「スペシャルジャンプLH記録会」が開催された。
頭と体≠ナサッカー学ぶ 池田総体 山雅からコーチ招き教室

 池田町総合体育館のサッカー教室は6日夜、初回を町農村グラウンドで開いた。ホームタウンを結ぶ松本山雅FCのスタッフをコーチに、ナイターの会場で子どもたちがサッカーの技術や頭と体を連動させる使い方を学んだ。
 初回は町内のサッカー少年団などで活動する小学生約30人が参加。松本山雅のスクールチーフの小林雄太さんと事業推進部のボアンポン賢さんが訪れ、サッカーの基本やゲームを指導した。基礎的な技術から始まり、頭で考えながらどう体を動してプレーするかなど、より深いサッカーの醍醐味を伝えていった。
地域づくり 住民活動で学ぶ 「おたりつぐら」でフォーラム

 小谷村宮本の複合拠点施設「おたりつぐら」で1日、「地域づくりフォーラムinおたり」(実行委員会主催)が開かれた。地域住民など約60人が参加し、オンラインでも同時開催。村内で取り組んでいる住民の活動について紹介があり、地域を活性化していくためのヒントを学んだ。
 村内で地域を元気にする活動をしている人に学び、地域づくりを見つめ直そうと開催。土屋地区の地域活性化策、石坂森林探険村の里山体験や地域との関わりなどを紹介。共働学舎の宮嶋信さんと井上宗高さんは、共に働き暮らす真木集落での生活を話した。
健康講話や歌謡ショーで交流 大町 常盤泉 3年ぶり「お楽しみ会」

 大町市常盤泉の泉小地域福祉ネットワーク(奥原明会長)と同地区自治会(降旗文博自治会長)は4日、3年ぶりの「お楽しみ会」を泉公民館で開いた。例年より縮小しての開催だったが、約30人が参加して、健康講話と歌謡ショーなどの催しで交流を深めた。
 健康講話は市の歯科衛生士・松本絹子さんが口腔ケアからの健康について話した。歯と口の健康を保つことが、介護の必要がない健康寿命の延伸に深く関わっていることを強調。『今から』の介護予防を呼び掛け、口腔機能を維持・向上するのに役立つ「健口体操」を紹介した。
国文化財平林家&ロ存に 大町 東日本鉄道財団が寄付

 公益財団法人東日本鉄道財団は8日、文部科学省の国登録有形文化財に指定されている大町市大町八日町の旧平林家・塩の道ちょうじやの土壁補修事業費を平林家保存委員会に寄付した。委員会は、歴史ある建物や文化を残そうと今年発足。寄付を活用し、経年劣化で下部が崩れるなど早急な補修が必要な漬物蔵(現在は展示室)の土壁を補修し、地域の貴重な歴史や文化の保存につなげる。
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