2022年10月13日付

2022年10月13日(木)付

「仁科の里造り」活動終了へ　大町　今年で最後　ネギ収穫体験

　大町市社の住民有志でつくるＮＰＯ法人「仁科の里造り」（清水憲一郎理事長）が、会員の高齢化から本年度で活動を終了することになった。秋の恒例行事となっている閏田地区での長ネギの収穫体験（15～30日）も今年で最後となる。新鮮採れたての長ネギを格安で提供する人気のイベントで、会員らは「今年も生育は順調。最後となってしまうが、より多くの人においしい長ネギを味わってもらいたい」と来場を呼び掛けている。

3年ぶりの観客　ステージに熱　大町　市民吹奏楽団の定期演奏会

　大町市民吹奏楽団（澤田佳子団長）の「第27回定期演奏会」が9日、市文化会館で開かれた。コロナ禍で昨年はホール演奏収録を市内で放送する形で実施しており、観客を迎えてのステージは3年ぶり。団員の熱のこもった演奏が繰り広げられ、聴衆が団員との一体感を生み出すステージを堪能した。

一流演奏家　白馬で共演　湘南エールアンサンブル　室内楽の調べ

　白馬村のウイング21で9日、神奈川県湘南地域を中心に活動する「湘南エールアンサンブル」主催の「白馬の秋、室内楽の調べ」（白馬ミュージックサポートアソシエーション協力。大糸タイムス社など後援）が開かれた。ピアニストで白馬村出身の松本隆彦さん、大町市出身の中村倫子さんが共演。秋の白馬に一流の演奏家による音楽が響き渡った。

秋の夜　マンドリン楽しむ　池田　にぎわいでコンサート

　池田町池田二丁目のシェアベースにぎわいで7日、「秋を奏でる夕べマンドリン・コンサート」が開かれた。町内を中心に30人近くが来場し、マンドリンの軽快なリズムと音色を楽しんだ。

地域の「食と農」課題探る　県振興審北ア部会　今後の計画素案審議

　長野県食と農業農村振興審議会北アルプス地区部会は4日、第2回会合を大町市の県大町合同庁舎で開いた。市町村職員や農産物生産、販売などに関わる委員約10人が出席。来年度から10年間の計画「県食と農業農村振興計画」や同計画に基づいた北アルプス地域の発展方向の素案について審議した。

新たな看板に決意新た　「警察官友の会」寄贈　大町署で除幕式

　大町署で12日、庁舎の入り口を飾る新たな看板の除幕式が開かれた。警察活動を支援する「大町警察官友の会」が創立40周年を記念し朽化に伴い、友の会が記念事業として更新を提案。書家の川村龍洲さん＝長野市＝と木彫家の髙橋貞夫さん＝大町市＝が制作に携わり。縦150㌢、横35㌢のカツラの一枚板に「長野縣大町警察署」の文字を刻んだ。

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