2022年10月14日(金)付

銀座で北アスイーツ紹介 山麓育ち実行委 旅行者誘客へ商談会

 県や大北地域の市町村などでつくる「北アルプス山麓育ちin首都圏実行委員会」は13日、東京都の銀座NAGANOで誘客商談会を行った。全国旅行支援などで旅行機運が高まる中、旅行エージェントに新たな誘客の目玉となる北アルプスのオリジナルスイーツとともに、ウィズコロナ、アフターコロナに合わせた旅行商品などを紹介。北ア山麓の魅力をPRしながら幅広い旅行者の誘客を図った。
 実行委は、コロナ禍で一昨年、昨年と延期してきた台湾での商談会を今年11月に予定していたが、今年も来年6月に延期を決めた。首都圏での商談会を代替で企画した。
出張 図書館読み聞かせ=@大町 お隣 児童センターで初

 大町市児童センター(柳本幸博所長)で11日、大町図書館(宮脇哲子館長)が定期的に開く、赤ちゃんから大人までが楽しめるおはなし会「おいでえほんのおへや」が行われた。お隣にある施設同士の交流事業として実施した。
 このおはなし会は、図書館内の児童コーナーで毎月1回開かれ、子育て中の親に読み聞かせの大切さを伝える、こども読書推進の一環として続いている。親子が利用しやすい児童センターで開催することでより多くの親子に親しんでもらおうと、隔月偶数月に児童センターでの開催を取り入れることを決めた。
土砂災害へ意識高めて 姫川・松本砂防事務所 白馬南小児童に防災教育

 県姫川砂防事務所と国土交通省松本砂防事務所は11日、白馬村の白馬南小学校(吉沢一夫校長)5年生の児童16人を対象に防災教育を行った。地域の子どもたちに土砂災害の基礎知識や砂防工事について説明し、砂防事業の施設を実際に見ながら災害から生活を守る施設や工事の大切さを伝えた。
 姫川砂防事務所砂防課課長補佐兼砂防第一係長の櫻井隆文さんは「防災教室で学んだ知識を生かして、日々の防災意識を高めてほしい」とあいさつ。子どもたちはスライドや模型を使った室内学習で土砂災害の種類や原因、発生を知る方法を学んだ後、同村の平川源太郎砂防堰堤を見学した。
案内看板℃で持ち歩き 池田町観光協会 まちなか散策マップ配布

 池田町観光協会は、町内に看板として点在する案内地図「まちなか散策マップ」の紙バージョンを発行した。看板にラックを設置して配布し、訪れた人が手に持って気軽に町中を歩く際に活用してもらう。
 マップには看板に掲載した内容を再編集して凝縮した。表面は地図や古い町並みの写真を掲載。裏面は城や学問所、鉄道跡などの史跡や、製糸業、お囲い蔵などの歴史、八幡神社例大祭などの見どころを紹介した。散策フォトスポットとして表面の地図と連動させている。
雨上がりアサギマダラ舞う 松川 ちひろ公園に飛来

 松川村の安曇野ちひろ公園に、長距離を旅する渡りチョウ「アサギマダラ」が今年も飛来している。
 3年前、公園にアサギマダラを呼ぼうという職員の提案で、トットちゃん広場北側の敷地を整備し、アサギマダラが好むフジバカマの苗約20株を植えた。
 毎シーズン欠かさず観察を続けている安曇野ちひろ美術館職員が、雨がすっきり上がった11日の朝に2頭を発見した。
気候変動対策事例に学ぶ 大町POWJAPAN 全国からスキーヤーら60人

 気候変動から冬のスポーツ環境を守ろうと、「POW(プロテクト・アワー・ウィンターズ)JAPAN」(本拠地・大町市)は11日から13日まで、全国各地のスノーボーダーやスキーヤーらを招いたサミットを大町市平のライジングフィールド白馬で開いた。出席者約60人が情報発信を担うアンバサダーとして、気候変動による影響や対策の先進事例などを学んだ。
 サミットでは写真家の山田博行さんや識者の平田仁子さんらが講師を務め、アラスカの氷河の変化などについて講演。白馬村の八方尾根開発SDGsマーケティング部・松澤瑞木さんはスキー場の二酸化炭素排出量削減の取り組みを紹介した。
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