2022年10月28日付

2022年10月28日(金)付

県内コーヒー店飲み比べ　29、30日大町でフェス講演会も

　「長野コーヒーフェスティバル2022」が29日と30日、大町市の大町文化公園（市文化会館隣）で開かれる。コーヒーを通して、長野県の自然の豊かさや水のおいしさ、魅力を広めようと、2018年に白馬村でスタートした県内を巡回しているフェスティバルで、2年ぶりの開催。県内のコーヒー店20店舗や物販・飲食15店舗が出店し、店舗こだわりのコーヒーを飲み比べることができる。入場無料。
　イベント限定で、各店舗が同じ生豆と大町市の水を使いオリジナルの焙煎や入れ方で提供する飲み比べ企画も楽しめる。焙煎を体験し、豆の持ち帰りができる手網焙煎ワークショップもある。
　コーヒーフェスティバル実行委員会代表の松浦周平さん（43）＝自家焙煎珈琲屋ＵＮＩＴＥ代表＝は「5回目の節目。いつかは大町でやりたいと思っていた。焙煎の大切さや、大町の水の良さを感じてもらえれば」と話している。

ＲＣのポリオ根絶街頭募金　白馬高クラブが初参加

　白馬ロータリークラブ（ＲＣ、和田信治会長）は23日、白馬高校インターアクトクラブと共に白馬村のＡコープ白馬店とＪＲ白馬駅前でポリオ（小児まひ）根絶に向けた募金活動を実施した。「世界ポリオデー」（10月24日）に併せた取り組み。高校生が明るい声で募金への協力を呼び掛けると、多くの買い物客や駅利用者が応えた。
　インターアクトクラブは、ＲＣの支援を受けて今年設立された同校の社会奉仕クラブで、クラブ会員は通称「インターアクター」と呼ばれる。今回のポリオ募金が初めての社会奉仕活動となった。
　生徒らは、ＲＣメンバーとともにポリオ根絶を訴えるカラフルなのぼりを掲げてポリオの現状を説明するチラシを配布し、募金への協力を呼び掛けた。

真木集落の歴史に触れる　小谷村公民館村民ハイキングに30人

　小谷村公民館は23日、真木集落へ行く村民ハイキングを開催した。子どもから高齢者まで約30人が参加。ゆっくり和気あいあいと歩を進め、紅葉が色付き始めた道中の景色を楽しみつつ、徒歩でしか行けない真木の歴史や生活に触れた。
　村スポーツ推進委員と、真木共働学舎の井上宗高さん（47）の案内で旧南小谷小学校グラウンドからスタート。井上さんは、かつて真木の人たちがつくっていた水田の跡や、黒川集落から続いている山道などを紹介し「昔はこの道を通って千国駅に行った」などと真木の歴史を伝えた。

火災予防の思い込め　防火ポスターコンクール池･松の小中学生15人表彰

　池田松川防火管理者協議会（畑幸彦会長）、大北南部消防連絡協議会（片瀬正樹会長）、北アルプス広域南部消防署（山本辰雄署長）は25日、池田町・松川村の小中学生から募った防火ポスターコンクールの表彰式を池田町役場で開いた。火災予防を訴える力作を描いた子どもたち15人が表彰された。
　両町村の小中学生が、標語や絵で火の怖さを伝え、火災を防ぐ思いを詰め込んだ作品計169点を応募した。
　山本署長は「3つの団体の思いと同じメッセージを伝えてくれる作品。住民が目にして火災予防のきっかけとなれば」と講評した。　入選作品は両町村の公共施設や大型店舗で展示。来年の防火カレンダーに用いられ、啓発に役立てられる。

手芸や絵画成果発表　池田町文化祭きょうから

　第13回「池田町みんなの文化祭」の展示発表が28日から30日まで、町交流センター「かえで」で始まる。54の個人・団体が、活動の成果を発表する。
　新規の出展者も加わり、手芸や絵画、書、生け花など、約千点の作品が一堂に展示される。地元の保育園児や小・中学校、養護学校、工業高校の児童生徒、福祉施設の利用者たちの力作も数多く並び、会場をにぎやかに彩る。
　コロナ禍で自粛していたワークショップやキッチンカーの出店も、3年ぶりに実施する。

地域の「人」に焦点魅力発信　大町市連合自治会「おらほのまち」6号発行

　大町市連合自治会は、広報紙「おらほのまち」の第6号を発行した。地域で暮らす「人」に焦点を当て、インタビュー記事を通じて自治会の魅力を掘り起こした。市の「広報おおまち」11月号と一緒に全戸配布する他、移住希望者への情報発信にも役立てる。
　広報紙はタブロイド判カラー4㌻。移住者や自治会長へのインタビュー記事をメインに、市内6地区それぞれの住民を取り上げ、ご近所づきあいで感じた喜びや自治会活動のやりがい、地域コミュニティーの在り方など声を紹介している。9000部を発行し、全戸配布の他、市役所窓口や県外での移住相談会などで配布する。

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