2022年11月6日(日)付

見て触れて 防災学ぶ 大町 3年ぶり消防フェスタ

 大町市の文化会館周辺を会場に5日、「第10回消防フェスタ2022おおまち」が開かれた。コロナ禍で3年ぶりの開催。消防車両の乗車や記念撮影など、実際に見たり体験ができる催しを実施。早朝から多数が来場し、消防への理解を深め、防災意識を高めた。
 会場には消防車両や防災備蓄物品の展示ブースが設置され、放水や煙、地震の体験なども行われた。
 イベントは大町市消防団が中心となり、市民の防災意識の向上を目的に実施。本年度はまちなかのにぎわいづくりにつなげようと、市の文化祭に合わせて開催した。
「おたんじょ桜」に成長願う 大町 市内小学6校1年生が植樹

 大町市の「おたんじょ桜の里づくり実行委員会」は5日、記念植樹会を高瀬渓谷緑地公園で開いた。市内小学校6校の1年生を対象に、クラス数にちなんで市木のオオヤマザクラ9本を定植、子どもたちの健やかな成長を願った。
 植樹会には児童や保護者、市職員、市議ら約110人が参加し、1年生の年齢と同じ樹齢6〜7年のサクラを植えた。紅葉に彩られた公園内で子どもたちがスコップで一生懸命に土を運び、サクラに記念プレートを掲げていた。
村発展に尽力 功績たたえる 白馬 5人と1団体を表彰

 白馬村は5日、令和4年度「白馬村表彰式」を村役場で行った。自治功労、消防功労、文化功労、産業功労、技能功労の各1人の功績をたたえて表彰(1人欠席)、1団体に感謝状を贈った。
 丸山俊郎村長は「これまで各分野において模範となるべき功績を残され、深く敬意を申し上げるとともに、ご家族の皆様にも感謝とお祝いを申し上げます。今後ますますご活躍いただき、ご指導をお願いいたします」とお礼を述べた。
マスターズ甲子園へ弾み 県選抜チーム 松川に集い練習

 阪神甲子園球場で11月19日と20日に行われる「マスターズ甲子園2022」本大会に向けて、県代表選抜チームは10月30日、松川村の川西運動公園野球場で本番前最後となる合同練習と練習試合を行った。
 9月下旬のチーム編成後、3度目の合同練習日。前日から松川村で合宿中で、同じく本大会に出場する大阪府・生野高校OBチームとの練習試合を実施した。好調な打線で23対8で勝利し、本番に向けて弾みをつけた。
 マスターズ甲子園は、かつての高校球児が共通の憧れだった甲子園球場で白球を追う夢を叶える大会。長野県は初参戦の2018年以降3度目の出場。県高校野球OB・OG連盟が50人の選抜チームを編成して出場する。
功労者表彰や意見発表 小谷村で社会福祉大会

 小谷村と村社会福祉協議会(会長=中村義明村長)は10月29日、第35回社会福祉大会を開催した。村文化祭(29、30日)に併せて開き、福祉功労者表彰や小中学生の意見発表などを実施した。新型コロナウイルスの影響で地域のつながりや支え合いが薄れつつある中で、多様な視点で福祉課題を解決できる村づくりについて考えた。
 中村村長は「皆さんそれぞれの立場でご協力をいただき、福祉の向上、充実のために尽力してほしい」とあいさつした。
作品人気投票結果決まる 大町 麻倉アンデパンダン展 1位は西野陽子さん「糸かけアート」

 大町市大町堀六日町のギャラリー「アート&クラフト麻倉」の「アンデパンダン展」が今年、3年ぶりに通常開催され、10月30日には作品人気投票の開票が行われ、受賞作が決定した。後日1階で受賞7位までの作品展示発表が行われる。
 この日は、開票作業の間に集った人たちの間で、出展者に作品に込めた思いや制作秘話などを聞く、温かな交流の時間が設けられた。全投票数は724票で、1位は45票の西野陽子(あきこ)さんの「糸かけアート『銀世界』」、2位は31票の小林知美さん「何があふれる?」3位は28票の同じく小林知美さん「人気者の姿」。
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